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僕は知ってるんだ
最初、君が僕をあんまり良く思ってなかったことも
本当はすっごく優しくて真面目で努力家でおもしろくて、ちょっと泣き虫なところも
最初に会ったとき
僕は一目惚れだったんだ。
髪の間から見えた目が綺麗だった。
でも、君はすっごく怪訝な顔してたね笑
それからバンドを一緒にやるようになって
みんなでmtkに付いていくことに必死だったあの時も
特に君は自己流だったからギターの練習も
すごくがんばってて、僕も負けてられないと思った
ちょっと、気持ちが落ちそうな時もひたむきに
がんばってる君がいたから、一緒にがんばれた
バンド内でもムードメーカーでいつもニコニコしてて
…いちいち、笑う顔が可愛いかった
活休中、なりゆきで同居することになった時
密かにチャンスかもとも思ったけど
逆に不安もあった
僕のやましさがバレやしないかと
実際、同居生活が始まると
朝、起こしあったり、ご飯を交替で当番したり
整理整頓が、得意な君に怒られたり
楽器には触れず、ダンスレッスンがきつくて泣いてる僕を励ましてくれた
自分だってきついくせに…
お風呂で泣いてたの知ってたよ…
そんな全部が好きで楽しかった
でもこれも知ってたよ
そのがんばりも笑顔も向かう先は
…mtkだってこと。
ある日、wkiとの家に早く帰りたくて、急いで帰り支度しているとmtkに声を掛けられた
「ryoちゃん、wkiとの生活はどう?」
「えっ!楽しいよ笑」
「そう…ryoちゃん…wkiが好き?」
「…なっ、なに!?急に、、」
「wkiは僕のだから…だめだよ」
「なにそれ…、どうゆうこと?…wkiは知ってるの?」
「あいつはまだ何も知らないよ」
「だから、そのままでいてよね」
「じゃ、お疲れ」
そう言って帰っていった
牽制された…
なんでわかったんだろ…
僕も帰ろう
wkiと暮らす家に
まだ大丈夫だよね?
まだもう少し勘違いしていたいんだ
君が僕を呼ぶ声が大好きなんだ
どうか、もう少しだけ…
end
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すみません
もうちょっとほのぼのさせたかったのに
切ないendになっちゃっいました
mtkさん登場させると不穏な雰囲気になっちゃうなぁ笑