コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
この状況はマズイと感じたのが数分前
調子に乗って海に行く当日まで内緒にしておく筈だった少し露出度高めの水着を彼の前で着た挙句“これで皆、僕に夢中になっちゃいそう”と口走ってから彼はおかしくなった。
あの時、頭に鳴り響く警鐘に従っていれば、こんなことにならなかったのでは?とグズグズに溶けている頭で考える。
あのままやんわりと断れば良かった、と後悔し始めたが、すぐさま後悔を無くす程の大きな快楽に自身の脳は更に溶けていく
嫉妬の化け物になった彼に無理矢理に近い形で犯されているのに、彼からの快楽を知っている身体はそれを喜ぶかのように快感を拾ってしまう。
ぐちゅっ♡ぐちゅ♡と鳴る卑猥な音、甘い声色での言葉責め、自分が好きな動き方
それら全てに感じ、甘くもっと強請るように喘ぐ
ナカの一番奥をぐりぐり♡と責められ、何度目か分からない絶頂を迎える。すっかり射精できなくなった自身のモノは雄ではなく、自分は彼の雌だとわからせられるようだった。
もっと♡僕を溶かして…♡
快楽に忠実になった脳は彼の種を強請るようにナカを締める。
ごちゅっ♡ぱちゅっ♡ぐちゅっ♡
後ろで絶頂を迎えそうな彼に更に興奮しながら、一滴も零さないように更にナカを締める。
彼が僕の一番奥で絶頂を迎え、びゅる〜〜っ♡と子種を僕の胎に出したのと同時に、がりっ♡と項を噛まれた。
彼が後ろで「ごめん…」と言って僕のナカから抜こうとしていた。
普段、嫉妬をしない彼がここまで嫉妬するのは珍しかった故に最初こそは怖かったが、ここまで激しくされた事がなかったからかもっと彼を求めてしまう。
ちらっと自分でもわかるほどのだらしない顔を彼に向け、まだ足りないと言った。
そこから何回絶頂を迎えたのかわからない。
彼から注がれた子種も何回目かわからない位である。
ぐぽっ♡ぐぽっ♡と自分の雄子宮を攻め立てる音が聞こえる、完全に雌に堕とされた僕は汚い喘ぎ声を上げながら彼に口付けを強請った。
ぢゅううううっ♡という音と共にナカがぎゅっ♡
と締まる、息を切らしながらも離れまいと必死に口を重ね、快楽に溺れた。
子を為すことなど出来やしないのに、僕の脳は孕ませて♡と彼の子種を催促するようにナカを締める。
その意思が伝わったのか、彼はどんどん動きを早くし始めた。
どちゅ♡どちゅ♡どちゅ♡どちゅっ♡
種付けプレスの形になり、本気で孕ませられると感じると期待しているのか無いはずの雌子宮がきゅんっ♡と疼く。
そろそろ僕のナカに注がれるのがわかる、それを察した僕は彼の首に腕を回し、喘ぎながら「孕ませてぇ“っ…♡」と言うと、雄の顔をした彼は僕の耳元で「孕めっ…♡」と普段の声より低く囁いた。
それが引き金となったのか、その日一番深い絶頂を迎え、自分の雄子宮に注がれる子種に幸福感を感じながら意識を手放した。
「…水着、ダメになっちゃいそ…でも動きたくない……」
「僕はもう…一生分の体力を使った気がするよ……」
ぐっちゃぐちゃになったベッドや身体の後処理を終わらせた辺りで糸が切れたかのように倒れた。
彼の洋服や、僕の着ていた水着にはお互いの体液が着いている。
洗わなきゃ…と思うがどっとくる疲労感には抗えず、倒れたまま行動できずにいた。
「…ねぇ」
声をかけられ、彼の方を向くと恥ずかしそうな顔をした彼がいた。何かを言おうか迷っているようなその状況に悪戯心が湧いたのか僕はこう言った。
「…責任、取ってくれる?」
にやぁっと揶揄っていますよといわんばかりの笑みを浮かべて彼を見る。
顔を真っ赤にし、少しフリーズしたが「……はい」と応えた。
偶には嫉妬させるのも悪くないな、と満足そうに微笑むと、目の前にいる彼は睡魔に負けそうなのかうとうとし始めた。
それを見てる僕も睡魔が襲ってきたように一気に眠くなる。
「愛してるぞ、ダーリン」
聞こえてなさそうな彼にそう告げ、僕も眠りに落ちていった。