桃黄「不思議」

ども詩音です

ちょっと小説書きます

言い忘れましたw

桃黄です！

桃「はぁ….寒いね…」

ちょっとありきたりな会話をしてみる

黄「……」

交通事故に遭ってから4ヶ月

君はずっと眠りっぱなし

桃「はぁ….、、ｸﾞｽｯ 早く起きてよ….」

流したくもない涙が自然と流れてくる

あの時守れていれば…..

今でもそう思ってしまう

でも　いくら後悔したって彼は目覚めない

ガチャ

桃「…..誰？」

顔をあげると

赤「やっほ…桃ちゃん」

桃「ん….どしたの」

少し気分が下がっていたから

いつもより声のトーンが低かったと思う

赤「まだ黄ちゃん起きないの…？」

悲しそうな声でいった

でも俺は表情を見てなかった為

気づかなかった

赤が少し笑っていることに

桃「黄…ﾎﾞｿｯ」

赤「っ……」

赤「ねぇ…桃ちゃん….」

桃「ん？…」

赤「…..俺じゃ駄目？…」

桃「…….え？…」

赤が何を言っているのか理解できない

「俺じゃダメ？」何が？

俺には黄がいるのに。

赤「俺だったら黄くんみたいに寝たきり

でもないからいつでも話せるし

黄くんみたいに不器用でもないしさ….

桃ちゃん寂しいんでしょ？

その寂しさ…..俺が埋めてあげるからさ….

俺にしない?…」

何を言っているんだこいつは….

黄みたいに寝たきり？　だからそれがなんだ

黄みたいに不器用じゃない？

その不器用が可愛らしいというのに。

でも….事実だった….

黄と話せなくなって

悲しみ…..苦しみ….後悔….. そして…孤独があった

桃「えっと….」

返事に迷っていると

懐かしい声が耳に響いた

黄「….っ…だ”めっ”..」

目覚めたばかりだからか

言葉に詰まっていた

黄「桃”く”んっ….い”っち”ゃ…だ”めっ…」

苦しそうにもがきながらも伝える彼に

孤独という感情は消え去った

桃「ごめん.」

目覚めたばかりの彼を優しくそっと抱きしめる

桃「俺には黄しかいないから….」

見せつけるような…少し怒りを込めた

目つきで言うと

赤「そっかﾂ…..」

悔しそうな悲しそうな声で言って出て行った

おそらく今がチャンスだと思ったのだろう

バタン

桃「黄….おはよ」

微笑みながら彼に伝える

久しぶりに彼が動いた姿を見た時泣きそうに

なった

彼の細い体

ふんわりとした甘い声

サラサラの髪

透き通った黄色の目

その全てが愛おしくて

もう一度抱きしめる

黄「んっ…. 桃く..ん？」

だいぶ落ち着いたのか

普通に声が聞こえる

黄「…..ｷﾞｭ」

彼も無言で俺を抱きしめる

彼の体温….匂い…声…

全てがとても懐かしい…

安心していたらいつの間にか

頰に雫が溢れていた

黄「….桃くん…/大好きですよ…

沢山寂しい想いさせてごめんなさい….

桃くんの中で沢山の葛藤があったと思います

でも… 深く考えないで下さい、、、

もう終わった事ですから…….ね？」

彼の諭すような優しい声に安心したのか

しばらくそのままでいた

桃「あっ…ねぇ.黄？…」

黄「はい..？なんですか…？」

桃「歩ける？」

そう聞くと彼は立ち上がり

歩こうとした矢先

いきなりふらついたので

急いで支えた

桃「っと…あっぶね…」

黄「あはは…ごめんなさい…」

桃「じゃあ、、、」

ぎゅっ…..

俺のひらを平面にし支えられるようにして

桃「ほら…これなら歩けるでしょ..？」

黄「はい…っ..！」

ゆっくりと階段を降りる

紫「黄くん大丈夫かな〜…」

橙「流石にもうすぐ目覚めるやろ…」

青「心配だねぇ….」

ぐぐ…

彼の握る力が強くなる

桃「……怖い？」

黄「えぇ….怖いです.」

俺にはこれしか言えない

何故なら踏み出すのは彼だから。

桃「大丈夫だよ..俺がそばにいるから」

黄「ふふっ…w そうですね..」

ガチャ

紫「あっ…桃くっ….っえ？..」

橙「あっ….えっ？..」

青「ん?….っ…え…」

黄「おはようございます…ﾆｺｯ」

紫・橙・青「…….おはよう…黄ちゃん….」

3人は微笑みながら…….

でも涙ぐみながらそう言った…

色々話したあと

部屋へ戻った..

桃「….黄」

黄「ん？…はい」

桃「これから何があってもずっと一緒だからっ..

ちゅっ…

唇に一瞬触れた

黄「ふふっ….// 懐かしくって…/

ごめんなさい…//…..

でも桃くんの言いたい事はしっかり

わかってますから…/」

桃「っ…w ならいいや…//」

いきなりキスされて恥ずかしいなんて

言えず隠れて顔を赤くしていると

黄「っ…// 照れてるんですか？…//」

と言われてしまった…

やっぱり彼にはわかってしまうみたい

でも　俺にとっては君が不思議そのもの

だからこれからも隣で

君の事を教えてね…..

はいっ！　どうでしたか？

連載どうしたって思ってる方！

ご安心を！現在書いております..

これはちょっとした息抜きです！

頑張ったので

ハート1000欲しいです！

それでは！

ばいちゃん！