第7話スタート
伏見視点
加賀美「伏見さん!大丈夫ですか!?」
「あ、加賀美さん…!」
加賀美「結構酷い怪我ですね…」
「大丈夫っす、このくらい」
加賀美「一応私の家で休んでください」
「そんなことより…刀也さんがッ…!」
加賀美「私は言われた役目を果たします車に乗ってください、」
「えっ?」
加賀美「剣持さんからはちゃんと全部聞いてるので」
「なんとも思わないんすか…!」
加賀美「思いますよ、たくさん。だけど今は剣持さんを信じるだけです」
何も言えなかった
さっき頷いたんだ。
相方としても嘘はつけない。
「わかりました」
数時間後、
ピンポーン…
加賀美さんに治療されて
とりあえずソファに寝かされた俺と
俺たちのために食事を作ってくれていた加賀美さんの
どっちも、その音をはっきりと聞いた。
刀也さんが、帰ってきた。
加賀美「はい…わかりました、今開けます」
ガチャ
加賀美「どうぞ入ってください」
剣持「お邪魔しま〜す」
加賀美「伏見さんはリビングにいますよ」
剣持「ガッくん…?」
「刀也さん!よかったぁぁっ…!」
俺は安心しすぎて、泣いてしまった。
剣持「ガッくん!?」
加賀美「よかったですね」
そう言って、加賀美さんは笑ってくれた。
剣持「あ〜えっと〜ここ僕の家じゃないですけど」
剣持「剣持刀也がただいま戻りました!」
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