テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
注意事項は1話で
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青side
「はー…疲れた……ッ!」
まさかあのりうらくんと連絡先を交換出来るだなんて…夢のまた夢すぎるな。
現実味が無さすぎて、先程頬を引っ張ってみたが痛みはなし。どうやらマジのマジらしい。
「…これ、なんか送った方がええんかな…」
挨拶しなきゃ失礼だよな。そう思い某連絡アプリを開いてみたものの、どんなことを送ればいいのか分からない。スタンプ?いや、その方が失礼じゃ…でも、文章考えて送った後に、「あれこれ変じゃね?」ってなったら嫌だし〜…ッ!
よし、後にしよう。うん、そうしよう。
【ピコンッ】
「うお、ッッ…!?」
アプリを閉じようとしたその時、遮るかのように通知音が鳴った。そしてその御相手は…
「りっ、え、りうらくん…!」
<こんばんは、今日はありがとうございました。楽しかったです。>
丁寧な文章の後に続くのは、可愛らしいヒヨコのスタンプだった。り、りうらくんから連絡来ちゃった!やばい、心臓が…
「って、返事しないと…!」
ソファに崩れ落ちた体を無理やり起こし、キーボードを急いで叩く。
<こんばんは、私も大神さんとお話、とても楽しかったです。ドラマ等の撮影やその他のお仕事頑張ってください!>
「…これで大丈夫かな」
何回も見直して、やっとの思いで送信ボタンに指を近づける。
「…ふぅ、」
いやなんでこれに疲れてんだよ。ちょっと送っただけなのに…
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赤side
「っふ〜〜…、///」◀︎こっちも疲れてた
猫宮さんから送られてきた文章をもう一度最初から読み直し、今日の出来事を思い返す。
「…綺麗な人だったな……」
猫宮さんの顔や手、服装などを見てそう思う。髪もしっかり手入れされていて、メイクもナチュラルでとてもキラキラしていた。
「…っあー、くそ…」
猫宮さんの声が頭の中でぐるぐるしている。猫宮さんのことを思い出すだけで、胸がどくどくして、きもちわるい。
「……んぇ〜ッ、…うそでしょぉ…?」
もしかして、…はは、まさかね。
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自分の気持ちに信じたくないりうらくん良いですね…
短くてごめんなさい🥺
コメント
2件
いや~最高でしたねうん素晴らしい作品だ(?)続き楽しみにしてます!!