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吉田さんの苗字変わってます✋🏻
妊娠パロとかではないですが、吉田さんが子供産んでることになってます😖💧
あやふやな所あるのでなんでも許せる方のみ見てください🫣💭
🩷side
昔、じいちゃんから聞いた事がある
俺の先祖について____
「うちの家系は代々美しかった」
「それはなぜか、1000年に1度と呼ばれる美少年が生まれたからだ」
じいちゃんはそう言ってた
幼い俺は、会ってみたい。そう思った
そんな事をじいちゃんが亡くなった今、思い出した
じいちゃんの部屋を探してみた
そこには、昔の家系図があった
「…これだ」
じいちゃんが言ってた、 1000年に1度の美少年
「佐野…仁人…」
佐野仁人はその時代ではかなり珍しい、嫁入り側の男だったという
「会ってみたいなぁ…」
家系図の「佐野仁人」と言う名を撫でた
その瞬間、俺は家系図の中に引き込まれた
「え!?何何何え!?!?」
下半身の辺りに強い衝撃が走った
何が起きてるかは分からなかったが、自分が何処かに落ちたことだけは分かる
「いってぇ…」
「って…どこだここ!?」
江戸時代のような瓦のついた古風な家
道はアスファルトなどではなく、土
遠くには田んぼが見える
そして少し脆い木の門
札が掛けてあってそこには「吉田」と書いてある
「もしかして…ここって…」
俺、昔に来ちゃった!?
「てか尻いてぇ…どこここ…」
「あの…大丈夫ですか…?」
振り返ると、今まで生きた中で1番と言える程の美少女がいた
「あ…」
多分俺は今、この子に惚れただろう
所謂一目惚れというやつだ
「大丈夫です…ちょっとこけちゃって笑」
「手当てしますよ…!うちにいらしてください」
「え…あ、ありがとうございます!」
突然出会った美少女の顔をよく見てみる
「ほんとに可愛いな…」
「え?」
「あ、いやなんでもないです…」
きゅるきゅるした大きい目
高い鼻、整った輪郭
どこを見ても完璧だ
「それにしてもびっくりしました」
「突然大きな音がしたと思ったら変な格好をした男が立っていたもんだから」
「変な格好…?」
「あ、なるほど…」
そうか、この時代で言うと俺の格好は変なのか
「驚かしちゃってごめんなさい」
「あの…君、名前は?」
「僕…?」
「吉田…仁人…です」
「……は?」
吉田…仁人…?仁人…??
もしかしてこの人が…1000年に1度の美少年…?
てことは…俺の…先祖…?
「て…いうか!!」
「男なの!?」
「な、失礼な!!」
「女に間違われる事はあるが、ちゃんとした男だ!!」
口調が少し荒ぶる
俺は先祖に恋をしてしまったのだろうか
「はぁ…先祖とかまじかよ…」
「…?なんの話…?」
「あ、いや…」
「…俺の名前、佐野勇斗」
「勇斗…殿」
「殿って笑」
「勇斗でいーよ」
「じゃあ…勇斗」
そう言って仁人は微笑んだ
少し細くなったその目に、俺は吸い込まれそうになった
俺は仁人が好きなんだろうか
💛side
庭で遊んでいると、ドシッという大きな音が聞こえた
急いで門の方へ向かうと今まで生きた中で1番の美少年に出会った
多分、俺は一目惚れした
自分でも男に惚れるとは思っていなかった
だが、どうしてもこの気持ちを抑えられない
「あの…大丈夫ですか…?」
その少年は見た事もないような黒くて変な格好をしていた
だがそんなのは気にならないくらい、その美しい顔に見蕩れていた
🩷side
「よし…できた!」
昔の服を着せてもらった
デザインの古い男物の着物みたいな感じだ
「ありがとう…」
「あの…よかったら一緒に街まで出かけませんか…?」
突然のお誘いに困惑した…が、
「え…あ、行く! 行きます!!」
当たり前に行く選択を選んだ
街には今まで見たことのないようなものが沢山あった
「ねぇ…あれは何?」
「あれは…花魁の浮世絵」
「緑色の口紅をした絵が流行してるんだ」
「へぇ…なんで?」
「それはね、…」
仁人は物知りだった
仁人と話しているのは凄く楽しかった
「仁人は沢山のことを知ってるんだね」
「俺なんてさっぱりだからさ〜 」
そう言って笑ってみせると、仁人は少し耳を赤らめた
「そんな事ない…」
「でも、勇斗と話すの、なんか楽しい」
なんて事を言う
「俺も…仁人と話すの超楽しい」
「ずっと話してたいくらい」
そう言うと、仁人は耳から頬までを赤く染め上げた
「何恥ずかしい事言ってるの…行くよ」
そう言う仁人も愛おしい
「そろそろ帰ろうか」
凄く幸せだった
好きな人と過ごす時間はこんなにも早いのかって思った
「あ…」
夕陽が俺達を照らす
光を浴びている仁人は美しかった
仁人を見つめていると、突然目が合った
「勇斗…」
「…何?」
「俺、……勇斗の事…」
「お慕い申しております」
昔の事はよく知らないが、その言葉の意味はよく分かった
多分普段の俺なら天にも昇るような気持ちで、すぐさまOKと言ったところだろう
だけど、今の俺は
「ごめん……」
「俺は…君の横に居ていい人間じゃない」
そうだ
俺は仁人の子孫なんだ
俺が仁人と結ばれたら、きっと俺は生まれてこないだろう
「俺と君の未来のために、君と結ばれる事は決してならないんだ」
仁人は泣きそうな、分かっていたかのような複雑な表情をしている
俺は仁人を強く抱き締めた
「ごめん…ごめん…」
「本当は俺だって…仁人を…」
いつの間にか泣いていた
仁人の方もその大きい目から涙が溢れようとしている
「ありがとう…勇斗…」
「でも…結ばれなくたっていいの…」
「仁人…」
「俺はいつまでも…仁人を…」
「お慕い申しております」
そういって俺は意識を無くした
タイムアップという事だろうか
気がついたらじいちゃんの部屋で家系図を持ちながら泣いていた
💛side
告白を受けてくれるとは思っていなかった
なんとなく、俺たちは結ばれては行けない気がしたんだ
でも、ここで伝えないといけないって思った
「俺はいつまでも…仁人を…」
「お慕い申しております」
その言葉を最後に勇斗は消えていった
不思議で、儚くて、美しい人だった
俺が見たのは幻だったのだろうか
でもきっと、この気持ちは本物だった
この気持ちも、思い出も忘れたくなくて、手紙を書いた
佐野勇斗への恋文を
またいつか、何処かの未来で会えるように
🩷side
俺は泣きながら家系図をしまった
「あれ…」
行く前はみつからなかった封筒を見つけた
開いてみると、それは手紙になっていた
「……!!」
そこには「佐野勇斗殿へ」と書かれていた
そこには、仁人と俺の過ごした時間や愛し合った事が書かれていた
「この手紙を書くのは無駄かもしれない」
「だが、何処かの未来でまた会えるように」
「俺は佐野勇斗を」
「お慕い申しておりました」
そう書いてあった
この後仁人は、素敵な人を見つけて幸せに生きていったのだろう
俺は延々と泣いていた
「仁人…愛してる…」
JINー仁ー ってドラマ知ってますか!?
それ見て思いつきました🤞🏻少しパロってます
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