狂愛でもいいでしょ？

『さて！セバスチャン！久しぶりの外の景色はどうだい？ 』

「別に…」

『あははっ、まぁそんなとこも好きだよ♡』

「そりゃどーも。」

『で、これからどうしよ。』

「オレに聞くなよ…」

「…家帰るか？」

『うん！帰る！！！』

@『ふむ、そろそろ帰ってくると思ってたよ。』

『まだ兄さんのこと許したわけじゃないからね？！仕方なく！兄さんが寂しくならないように仕方なーく帰ってきてあげたんだからねっ！』 

@『私には愛するペットたちがいるから寂しくなんてないのだが。』

『うるさいうるさいうるさーい！』

@『あぁ、セバスチャン。』

「あっ…はい…」

@『ランダルをよろしく頼むよ。』

『えっ…兄さんそれって…！』

@『君たちの交際を認めてあげよう。なぜなら私は優しいからネ♡ 』

『やったぁぁぁぁぁ！聞いた？！セバスチャン聞いた？！ねぇねぇ！！ 』

「聞いてた聞いてた…」

『えへっ！セバスチャンこれからずっと一緒だよ！ねぇ聞いてる？セバスチャン！ 』

「…あーもううるせぇ！！1回静かにしろっ！」

『ぐっ…久しぶりに殴られたけど…やっぱり楽しいね…♡』

「キモっ！！！！」

@『ふむ、仲が良さそうでよかった。』

「どこが？！？！？！」