もうほんっっっとうに申し訳ありません………
最後に作品を上げてから、1ヶ月以上経過していました……
ななさんとなななさんとの合作に至っては、約2ヶ月ぶりの更新になります……
もうなんと謝罪すれば良いのか………泣
ほんっっっっっとうにすみませんでした……
お二人が時間をかけて買いてくれた素敵な物語をずっと自分で止めてしまっていたこと、本当に深くお詫び申し上げます……
ななちゃん、なななちゃん、ずっと楽しみにしてくださっていた皆様、もう本当にすみませんでした………
私のことは忘れても、お二人が書いてくれたこの作品は忘れないでくれていたら嬉しいです………泣
どれだけ飲んでもなくならない媚薬が嫌になってきてしまい、首を振りながら拒否反応を起こす。
「も、もぅやらぁ……」
ポロポロと子供みたいに泣きじゃくる俺を見て、涼ちゃんはあたふたと慌てながら謝罪をしてくる。
焦っている涼ちゃんとは対照的に、元貴は媚薬の袋を手にぶら下げながら冷静な表情を保っている。
泣いている俺に目線を合わせながら、あやすように優しく言葉を発する。
「若井。じゃあ味変する?」
「ふぇ……?」
味変……?
飲めば飲むほど甘ったるいこの媚薬を、元貴はどう味変しようと言うのだろうか。
目に溜まった涙を拭いながら、じっと元貴を見つめる。
優しく笑ったかと思ったらいきなり媚薬を口に流し込み始めた。
「……!?」
その勢いのまま涼ちゃんの名前を呼ぶと、元貴は涼ちゃんを引き寄せて深く口付けを交わした。
部屋にはただ元貴と涼ちゃんが深く口付けをする音だけが響き渡る。
あまりに突然の出来事に目が離せなくなり、ただ黙って2人の様子を見ていることしか出来なかった。
どれくらい時間が経っただろうか。
目の前の光景に釘付けになっているうちに、いつのまにか2人のキスは終わり、元貴は口をむぐむぐと動かしながら、俺の頬に手を伸ばす。
「わかい、お口…あーん」
「あ、っあー……」
元貴に口を開くように促され、言われるがままにゆっくり開くと、柔らかい元貴の唇が重なった。
卑猥な音を立てながら唇を絡め取られ、元貴と涼ちゃんの口の中で液体状に溶けた媚薬を流し込まれた。
少しも口を開くことは許されず、頭を手で固定されながら口内に媚薬が練り込まれる。
「んむ”ッッ、!♡♡…ごくっ。」
俺が飲み込んだのを確認すると、元貴は唇を離し、覗き込むように俺を見つめる。
「ぷへぁ…♡♡」
きっと、みっともないくらい蕩けた顔してるんだろうな……
「ぁ……っ、は……」
媚薬の効果が顕著に現れ始め、何もしないで座っているだけでも身体が疼くのを感じた。
ゲームのコントローラーを握ろうと手を伸ばすも、それを阻止するかのように涼ちゃんに太腿を指で撫でられる。
「……っぁ、♡」
「……どうしたの若井?コントローラー、持たなくて良いの?」
元貴の艶めいた声に脳が侵食される。
耳に吹きかかる息にさえ、反応してしまって。
「ひっ……ぁう……♡」
……もう、むり
流石に限界を感じた俺は、隣にいる元貴の服を引きながら、縋るように名前を呼ぶ。
「もと、き……りょ、ちゃ……」
軽く服を指で引っ張ると、振り向いた元貴と目が合う。
「ん〜?なぁに、若井」
よしよしと俺の頭を優しく撫でながら、俺の次の言葉を待っている。
「んっ……♡」
その手にもいちいち反応してしまうこの身体に流石に嫌気がさしてくる。
もう終わらせて、楽にしてもらおう……
「もぅ…むりぃ、♡」
上目遣いで元貴を見つめながらそう言葉を発する。
元貴は表情を変えないまま、言い聞かせるように言葉を紡ぐ。
「……ちゃんと言って?若井……」
……っ、こいつ……
わかってるくせに……
「ベッ…ド、いきたい……」
絞り出すように、喉の奥から声を出して、ちゃんと伝える。
そんな俺の様子を見て、元貴は目を細めながら頭を撫でていた手を首筋に滑らせる。
「……っぁ、」
「だってよ涼ちゃん、どうする?」
いつの間にか、さっきまでプレイしていたゲームの電源を切り始めている涼ちゃんに、元貴が問いかける。
そっちだって行く気満々じゃねぇか……
涼ちゃんはテレビに繋がれていたコードをぐるぐると巻いて箱に仕舞うと、ゆったりとした足取りでこちらへ近づいて来た。
「ん〜そうだなぁ……」
しゃがんで俺に目線を合わせると、ほんの少しの笑みを浮かべながら俺に問いかけてくる。
「ベッド行って…なにしたいの?」
「ぇ、ぁ……」
なに、したい……?
そう聞かれて、一気に顔に熱が集中するのがわかる。
ただでさえ媚薬のせいで熱いのに、どんどん身体の奥から熱が押し寄せてくる。
そこまで言わせる気かよ、涼ちゃん……っ
睨んでみても、何食わぬ顔をしてとぼけたことばかり言っている。
「言ってくれないとわかんないなぁ……」
ベッドに行って、恋人同士の俺らがやることなんて一つしかないだろう。
恥ずかしさと、媚薬で感情まで昂っているのが原因か、この状況に耐えきれなくなって思わず涙を零す。
「……ぅ、…りょ、ちゃぁ……」
「わっ、ごめん、泣かないで……っ」
俺の涙を見た途端に、わたわたと慌て始める涼ちゃんの姿が目に入る。
さっきまで意地悪そうに問いかけてた姿はどこへ行ったのやら、涼ちゃんの方まで泣きそうな表情をしている。
「ごめんねぇ、意地悪し過ぎちゃったかな……」
弱々しい声でそう言いながら、柔らかく抱き締めて背中をさすってくれる。
どこか心地良くって、熱で浮かされた身体を涼ちゃんに預けた。
「ベッド行こうね、若井」
目から零れ落ちる涙を優しく拭ってくれ、腰に手を回してゆっくりと抱きかかえてくれる。
「んっ……、うん……」
涼ちゃんの首に腕を回し、柔らかい生地をした服に顔を埋めた。
少し力を込めて抱き着いてやりたかったが、媚薬の影響でどうも腕に力が入らない。
涼ちゃんの腕の隙間から元貴を見下ろすと、地面に胡座をかきながら呆れ顔で文句をこぼしていた。
「ほんとだよ涼ちゃん」
あのドSな元貴が、珍しく俺を泣かせたことについて涼ちゃんに反省を促している。
もしかしたら、今日は意地悪をしないでずっと甘やかしてくれるかもしれない。
ゲームに勝って、お願いをしなくたって……
そんな淡い期待を見透かしたように、俺の期待を打ち砕く一言を元貴は告げる。
「ここで全部言わせちゃ、つまんないでしょ」
「……ぇ」
……そっち?
涼ちゃんが優しく抱き締めてくれて、丸く平和に収まりそうだった場を元貴が掻き乱す。
「りょ、りょちゃ……」
思わず、涼ちゃんに助けを求めるように視線を投げかけてみるも、まぁそうだよねぇと言わんばかりの表情を浮かべていた。
だめだ、そういえば元貴側だった
媚薬で身体は熱く滾っているのに、全身から血の気が引くようなよくわからない感覚に陥る。
青ざめながら元貴を見ていると、ぱちっと視線が絡み合ったため、反射的に涼ちゃんの腕の中に引っ込む。
「なーに隠れてんの、若井……」
元貴の色気を帯びた低い声が少しずつ近づいて来るのを感じる。
「まだまだ可愛がり足んないんだからさぁ……」
涼ちゃんの腕の中で小さく丸まる俺の顎を掬うと、唇をこじ開けられてそのまま舌を差し込まれた。
「ん……っ、ん、んぅ……♡」
逃げ道もなく、ただされるがまま元貴に口内を犯されて、口の端から唾液が溢れ落ちる。
ようやく唇を離されて、ぽやぽやとしながら元貴を見つめると、頬を撫でながら低い声で囁かれる。
「あとは、あっちでのお楽しみ……♡」
なななちゃん、次は「可愛くおねだりしてみて…?」
でお願いしたいですーーー泣
遅くなって本当にごめんなさい………
そして、いつの間にかフォロワー様1000人ありがとうございます〜泣
全然更新できてないのに、これだけいてくれるなんて本当感激……
ちゃんと、更新します泣
コメント
89件
ねねかさんお久しぶりです。 久々の投稿とは思えない濃厚なお話に歓喜のあまり、最後まで読んですぐにスクロールして読み返しました。 今回、何より私を刺激したのが、優しい涼ちゃんかと思わせときながらの、あのドSっぷり。私のドMが刺激され本当に最高でした。
めちゃくちゃ作り込まれてていい話
フォロワー様、1,000人おめでとう…!! 本当に凄いよ…. ふふ、待ってたよ〜!更新してくれてありがとね! いつも、本当にお疲れ様です…🙇 忙しい中綴ってくれた事実が、どれほどに幸せか…. ありがと! うぅわ!!!めっちゃ、めっちゃ可愛いいいいいいっ!! うん、テンション高くなるに決まってるよね?? やっぱり天才だわ、ねねかちゃん。 薄っぺらい感想でごめんなさい…. 続く↓