チームW
とある兄弟を中心としたチーム
「…」
ピピーッ。と試合開始のホイッスルが鳴る
チームWのボールからスタート
「行くぜお兄!」
「くわ!」
この兄弟の強みはアイコンタクト
言葉で伝え合わなくても目だけで会話することができる
「止める…っ!」
潔の短い手足で届くはずもなく
「チビが調子乗るんじゃねぇ!とお兄が言っている!」
「くわ!」
(チビ…?)
確かに。潔の体格は小さく、ここにいる誰よりも小柄であろう
「とった!」
久遠がボールを奪う
そのまま蜂楽にパス
「OK。久遠ちゃん」
ドリブルで相手を抜いていく蜂楽
「蜂楽くん!こっちフリー」
「よっ!」
軽く蹴ったように見えるボール
だがそのボールの高さ、速さは久遠の特技を存分に活かせるベストな位置
チームZ。一点確保
その調子のまま三点決める久遠
潔はそれに違和感を感じていた
(上手く行き過ぎてる…)
キックオフ
久遠が潔にバックパス
「ちょ…」
場所。速度ともにおかしい
「にひひ」
弟の気味の悪い声が聞こえた
チームW。一点確保
「おい久遠!何してんだ!」
雷市の怒声が響き渡る
そのまま三点
(おかしい…)
今。一番可能性があるのは
裏切り行為
「?どうしたの?潔くん」
「久遠さん…裏切って、ますか?」
「え?」
潔の小さな声にチームZ全員動揺する
「フッ。よくわかったね潔くん」
久遠はそのまま兄弟の方に歩む
「お疲れ。チームZ」
久遠の声がフィールドに満ち渡る
(やば…)
正直。潔たちの作戦がバレている以上
この作戦の鍵は千切と潔だろう
武器がバレていない二人が…
(とりあえず…進めない、と)
潔がボールを進める
(ゴールの匂いが強いのは…)
千切の場所
つまり、千切の武器が必要だということ
「千切くんっ!」
「っ!」
千切視点
なんなんだよ。その顔
キラキラしてんじゃねぇよ
そんな目で、そんな顔で言われたら…
やりたくなっちまうじゃねぇか…!
「やってやるよ…」
走ってやるよ
ぶっ壊れてもいい。さっさと動きやがれ…
俺!
「はえぇ!」
「あいつ…どこにパス出してんだよ!?」
「馬鹿が」
ちげぇよ。未来の自分にパスしてんだよ!
一点。決めてやったよ…
ピピーッ。と試合終了のホイッスルが鳴る
勝者チームZ
どうも!リアです。
まず最初に…
申し訳御座いませんでした!
訳を説明しますと…
定期テスト→夏休みの宿題
という…
勉強にフルボッコにされていました…
そして、これからは一週間に一度投稿出来たらいいなぁ。と考えております!
投稿出来なさそうな週があれば最新話のコメント欄にてお伝えします。
あ、あと…
フォロワー様100人有難うございます!
しばらく投稿していないどころか、開いてすらいなかった作者の作品を見て下さり…さらにはフォローもしてくれた皆様には感謝しかありません!
改めて、有難う御座います!
そして、最後に質問を一つ…
皆様はチャットノベルの方が見やすいですか?ノベルの方が見やすいですか?
皆様のご意見をコメント欄にてお待ちしております!
それでは!
コメント
9件
宿題ナニソレオイシイノ?( ᐛ )(洗脳済み)
俺はキャットノベルの方がいいです。 後今回のも面白かったです! 続きを待ってます。