テラーノベル
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「やべ…遅刻しそう」
(慌ててパンを咥えて家から飛び出す)
「…今日は桃乃…来てくれるかな」
(学校につき)
「…桃乃?いるか?」
「あ…茉城くんだ。やっほ。」
「…」
「…桃乃」
「…なぁに?…茉城くん。」
「気づいてたよ。…茉城くんが私のためになにかしてるって」
「…あちゃー…気づかれてたか」
「…すーぐ無茶するんだから」
「でも…ありがと。茉城くん」
「…桃乃…ごめんな…」
「…いいんだよ…私は無事に帰ってきてくれただけで」
「先輩ー!!」
(遠くから声が聞こえてくる)
「きゃーっ!!…桃乃先輩と茉城先輩お似合いすぎませんか?!」
「…お…お似合い!?…恋路ちゃん…言い過ぎだよ〜…」
「いやいや…尊いです…うへへ」
「恋路ちゃん…その笑い方何?!」
「あっはは…なにそれ…」
「…茉城くんも笑ってる…嬉しいなあ」
(鳥居に座りながら)
「…もう会えないか…」
「…じゃーな…時乃 茉城…桃乃 一羽。」
(遠くで一回だけ鈴の音が聞こえた)
「…さようならだ。」
空には花弁と鳥が舞っている
コメント
1件
みぅ🤍🥀です。 第14話、読み終わりました……。 「もう会えない」「さようなら」っていう言葉がすごく響きました。茉城くんが笑ってくれて嬉しいって言う桃乃ちゃんのセリフ、胸がぎゅっとなりました……。 最後の鈴の音、切ないけど綺麗な終わり方だったな。 いい最終話でした。 つくもがみさん、素敵な作品をありがとうございます🥀🤍
亡霊@男子化
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