テラーノベル
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君からの告白、嬉しかったよ。
私の名前を呼んで息を呑んで。
真面目な顔して赤らめた顔で。
君が言葉を吐き出すまでの時間。
今まででいちばんドキドキだったよ。
君の気持ち、心の芯まで伝わったよ。
まるで私の気持ちを最初から分かっていたみたいね。
私も君のことが好きって。
私もって、頑張って口にした言葉。
ちゃんと届いてたみたい。
君は肩に掛かっていた重りを落としたようにほっとしていたね。
君からの告白、断るわけないじゃん。
大好きな君からの告白。
密かに待っていた君からの告白。
凄く嬉しかったんだ。
その場で飛び跳ねたくなるぐらいに。
何だか安心したの。
その日から私と君は繋がったんだって。
他の人に君を取られなくて済むんだって。
私だけの君になったのかなって。
重く感じないでね。
私から離れないでね。
そんなことを考えながら君と帰った日。
薄暗い道の中でも、君の顔はよく見えた。
未だに顔を赤らめて。
私が言えることでもないけどね。
ぼっーと君の顔を眺めていても君は気づいていない。
真っ直ぐ前を見て、ぎこちない顔して。
そんなところも愛おしくて。
どこから見ても君は私の大好きな君。
サラサラな髪の毛。
ツンとした鼻。
綺麗な唇。
透き通った綺麗な目。
私より長いまつ毛。
横にいる私だけに見える透明のピアス。
少しドキッとくるうなじ。
綺麗で長い指。
きちんと整えられた爪。
毎日鍛えられた腕にあがった血管。
君の身体の全てを知り尽くしたい。
私だけが君の全てを知っていたい。
ふと下を向くと、君の靴紐が解けていた。
ねぇ、靴紐。解けてるよ。
あ、ほんとだ。
そう言って小さく息を零しながら笑う口。
はぁ。愛おしい。
しゃがみ込んで靴紐を結び直す君。
その手の動作までも愛おしい。
もう君は何をしていても愛おしい。
結び直して君は小さく、よしって。
そう言いながら立ち上がった。
何だか可愛く思えてきた。
行こ!って私の目を見つめて言った。
急に目を合わせてくるものだから驚いた。
私はつい、前髪を右手でなおした。
照れた時の癖だ。
うん。って少し眉と口角をあげて言った。
君はまた優しい笑顔を見せてきた。
私も笑ってまた歩き出した。
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今日はここまでです。(^^♪
付き合いたてのドキドキは誰にも止められませんね^_–♡読んでくれてありがとうございました。(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)♡好評でしたらまた続きを載せようと思います。
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