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【キャプション】
随分お待たせしてしまいました。これにて「ポンコツリーダー電池切れ」は最終話になります。 フィクションですが、それでも日頃頑張ってるリーダーやメンバーを見てると何かと嘘じゃないような気もしてきて。本気な6人だからこそ、上へ目指しつつも無理しないで6人仲良く居続けてほしいなと思います。
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《💫💜視点》
はっとして、咄嗟に顔を下に下げる。
rz「しお、」
途切れたロゼの声に冷や汗が垂れる。バレた絶対見られた。ドクドクとなる胸に焦りが募る。
rz「ふはっ笑なになに?も〜笑笑」
しかし、ぽろぽろ涙を流す俺に対してロゼは一瞬目を丸くしたもののすぐに困ったように笑いはじめた。
次いで優しく頭を撫でる彼にステラやファミリーからお兄さんと言われる理由がわかったような気がする。柔らかくて、大きいその手に安心して更に涙が溢れてきた。
ロゼ以外はおかわりに行ってて2人だけの空間。
なんだかそれが暖かくて心地よくて安心する。出そうになる声だけを必死に抑えて流れる涙はそのままに頭を揺らされていた。
rz「…本当、不器用だね心音は」
小さくつぶやかれた声をただ受け取る。
rz「安心しちゃった?」
so「…っ、」
rz「…よかったよ、泣いてくれて」
笑顔でそんなこと言うもんだからまた余計に涙が溢れてくる。目の前のご飯もロゼも何も見えなくて、少し頭痛もするような気がした。
rz「いっつも頑張ってるもんなぁ、しんどかったよな。本当よく頑張ってるよ。えらいよ心音」
so「っ”、そ、んなことっ、”な、いっ”
全然っ、だめだよ”っ、グスッ、!
今日だって、みんなに、教えてもらってはじめて”、ダメだって気づいたっ、、”
わ、かんなかった、そうしないと気づけな”く、て、?!」
rz「ははww!そっか、ならよかった」
ロゼの目と俺の目が合う。ぼやけた視界の中でもその目が嬉しそうに弧を描いていることだけは分かって少し涙が止まる。
so「っ、”え、」
rz「だって、それってさ。心音にとって
俺たちが必要だってことでしょ。
俺らのおかげで心音は気づけた。そんな嬉しいこと他にはないよ」
まぁ無茶はしないでほしいけどねー。なんて軽く言うロゼに目をパチパチとさせる。
rz「ふふっ、どう?落ち着い」
頭の中で処理が落ち着かない中、遠くから騒がしい声が近づいてくる。
ml「らいととりすぎなんだけど」
li「いやどう見ても少ないっちゃろ?え?」
lp「うるせえなぁ、静かに移動できんのか」
一時的に2人だっただけなのだとハッとする。綺麗に焼きそばを分けっこしてたからなのか4人は言い合いながら帰ってくる。仲のいいそれになんだかまた安心感が募り、止まりかけてた涙がポロポロと溢れだす。
so「ぁあ、なんっ、でっ、!」
mk「??心音?」
みかさが真っ先に顔を見る前にぎゅっっとロゼに抱きつきにいく。ロゼの体に顔を押し付け他のメンバーに涙が見えないように後ろを向けばまたあの優しい笑い声が頭上から聞こえる。
みんなの視線に、疑問や心配する声が聞こえてきていたたまれなくなると同時に恥ずかしくて情けなくなる。
でも今までと違って苦しくはない感覚に胸が空いていく。
lp「…心音??」
so「……グスッ、」
lp「大丈夫やで、心音」
優しく宥めるような支えてくれるその声にロゼに抱きついていた腕の力を緩める。顔をあげるのに合わせて頭を撫でるロゼに後押しされる形でみんなの方を見た。
目に映ったのはカラフルな色とみんなの笑顔。
幸せそうにこっちを見てるもんだから涙は全く止まらない。
lp「…アホやんなほんま、ここまでならんと分からんしさ、こっちの心配とか全部後回しやしっ、」
so「……」
lp「でも、本当にっ、よかったな心音
よ、かっ、た”っ、!」
ボロボロらぴすの目から涙がこぼれ落ちる。耐えられなかったそれは唐突だったようで拭う手は追いついていない。
俺、
ずっと何してたんだろう。
so「っ、らぴすっ、!」
左手はロゼの腕を掴んだまま、右手をらぴすの方へと伸ばす。
瞬間、らぴすが飛び込む形で抱きつきにくる。急に来るもんだから受け止めきることができずロゼの方へと一緒に倒れ込んだ。
lp「俺ずっとっ、心音のこと助けられんくて、我慢させた、気づけなかった。長くいたのに、一緒にずっといたのに”、本当っ、ごめ、”っ?!」
らぴすの口が最後まで言葉を紡ごうとするのを人差し指で止める。
so「『ごめん』は、なしだよ。ね、らいと?」
うぇい 。
6
#監禁BL
天照寺 藍
39
694
しゅがー@部活忙しい
173
li「あぁ、そうやな」
so「……俺はずっとらぴすに助けられてたよ。らぴすがいたからここまで来れたんだよ。ありがとうね、本当に」
顔に力を込めるもんだから、整った顔は中心に寄る。そんな姿が微笑ましくて笑みを溢すとぎゅぅぅっとさらに強く抱きしめられた。
li「ってか、これ、どうしてくれんの本当」
これと言われらぴすの肩越しにらいとが指す方を見ればみかさとめるとがぐすぐすと泣いている。
mk「う”“ぇぇぇ、心音っ”お前ほんまアホや!アホ!!!!次我慢したら許さんから!」
ml「本当脈絡もなく倒れたら叩くから、ロゼが」
rz「えぇえ、俺?!」
li「…自分の手は意地でも汚さんっていうな」
ガヤガヤと騒がしい雰囲気に涙が徐々におさまっていく。泣いている周りに対して、笑顔が溢れてきて、本当に幸せだなって心の底から温かくなってきた。
ぼーっとその様子を見ていればぽんっと優しく触れられる感覚を感じて見上げる。
rz「よく頑張ったね、心音」
so「うん」
li「頼れよ心音」
so「うんっ、”」
それ以上何も言わず頭を撫でる2人と、まだ涙をぬぐい続ける3人。こんな光景2度と忘れることはないだろ。
ほんのりと残る頭痛に瞼が重くなる。みんなの場所が心地よくて力が抜けていく。
mk「心音??」
ml「どうしたの??!だいじょ、」
so「…ねむたい、」
突拍子もない言葉に驚いたのか近くにいたらぴすがお前さ!とため息を吐くのが見える。
li「赤ちゃんやん。まぁええよ、ゆっくり休み」
so「うん、」
電池が切れたように、でも今度はちゃんとゆっくりとロゼの腕の中で眠りについた。
(終)
コメント
3件
完結おめでとうございます✨️ 最後みんなが泣いちゃうところで、もう、もう、号泣しました😭 素敵な物語をありがとうございました💐 リアルでも無理しないでほしいばかりですね🥲
最高だしメンバーみんなが心音くんのことをどんだけ大事なことごよくわかったようちも心音くんが無理したら絶対許さんけんな(*^-^)
最終話、お疲れさまでした。心音がようやく涙を流せて、仲間に支えられて「電池切れ」を起こせたのが本当に良かった。ロゼの「泣いてくれてよかった」やらぴすの悔やみと涙、どの台詞も染みました。♡♡♡だけど本気な6人の距離感が愛おしい。最後の「ゆっくり休み」で眠る流れも、今度はちゃんと休めるんだなと安心できました。素敵な物語をありがとうございます。