👾「ほーん・・ん。おいニキ、ほら。」
👑「あーぼーっとしてた、サンキュ。」
前の席に座る彼は後ろから見てもカッコよく見えてしまう。フィルターがかかってしまうとここまで行くのかと思うとここまで惚れている自身に呆れという感情が芽生えつつある。ジーッと後ろ姿を見る自身の顔はいつの間にか熱していたので夏だから、という理由にしておいた。愛しの人から名前を呼ばれればふと我に帰って今の状況を確認してみて、どうやら大事なプリントを配布していたらしくそれが自分らのところに回ってきたらしい。後ろを見ずに腕だけでプリントを回す彼の手にちょっと触れてみては、
👾「何してんねんアホ。スキンシップは放課後の楽しみ言うたやろ?・・今はこれで勘弁してくれ。」
なんて言われながらわざわざ後ろを振り返って軽く手を握られてしまった。こんな事されてしまってはもう我慢ができなくなってしまうなんて声を荒げて言えるはずもなくて只々顔を真っ赤に染めるしかなかった。放課後まで我慢出来るか不安だ。
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