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りほ
もか🍑@腐女子
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★短編集…と言いつつ、このお話は前話の「酔っ払い」の続きになります。
………続き描きたくなっちゃったんだ。
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「…………へ?」
ザワザワとした周りの喧騒に促されて 目が覚めると、そこは家ではなく。
木で出来たカウンターに、突っ伏して寝ていた自分。
目の前には空いたグラス。
そして隣には、上機嫌で酔っ払っているじゃぱぱが居た。
「あ、たっつーーん、ようやく起きたぁ!!」
長細い腕が伸びてきて肩を組まれる。
ちょっと待って…。
いきなりの距離感に頭がバグりそうになる。
どうしてこの状況なのかを…
遡って…考えて………
そう言えば最近元気がなくて悩みがちだったじゃぱぱを自分が誘って飲みに来たのを思い出した。
「たっつんがぁ、もう俺のことをめーーーっちゃ考えてくれててぇ!!」
「もう、それがホントに嬉しくてぇ!! 」
饒舌に喋っている赤毛の様子によると、酔っ払いの自分は、見事に任務を全うしたらしい。
グッジョブ、俺。
「あー、もう…俺マジでたっつんのこと大好きぃぃ…!!」
酔っ払いに力加減なんぞ出来るはずもなく。
組まれた肩が痛い痛い…。
「…たっつんは俺のこと…好きぃ?」
小首を傾げる姿は可愛いを通り越してむしろ面白く。
吹き出すのを堪えて、
「はいはい、俺もじゃぱぱの事好きやで!」
にこやかに返したのに、言われた本人は変な顔。
「…………真剣味が足りないぃぃぃ!!」
「俺はぁ、こんなにもぉ、たっつんの事がすきなのにぃぃぃ……!!」
ちょっと待ってじゃぱぱさん、
ここ、公衆の面前ですぅ………
………怖い、怖いわ…酔っ払い
「………分かった!これから毎日大好きって伝えるからぁ!!」
覚悟してね!!
と、指を突きつけられ……
え、ちょっと待って。
俺これから毎日じゃぱぱに口説かれるん?
戸惑いながらもそれはそれで何だか面白そうで。
受けて立ってやろうやないか!
そう思ってしまう自分も、まだアルコールが残っているのかも。
てっきりお酒の仕業で無くなってしまうだろうと思っていたじゃぱぱの記憶が意外と残っていて。
有限実行。
毎日愛を突きつけられたたっつんが折れてしまうのは……それはまた、別の話。