おそ松兄さんの体調が良くなったらまた聞いてみよう。
お「チョロ松あんがと😁」
チ「別にこれくらい」
横になるおそ松兄さんの頭の方に座り、氷をそっと置いた。
チ「なんか他に欲しいものある?」
お「欲しいもの?…」
チ「あるなら持ってくるけど」
お「あ、特に物はいいからさ、暇ならそこに座ってて」
チ「…?わかった」
え?疲れて頭おかしくなってる?!
具合い悪い人にこんなこと思っちゃダメか。
チ「ねぇおそ松兄さん」
お「…」
お「スー」
お「…」
こんな短時間で寝る??💢
あれ気づいたら寝てたのか。おそ松兄さんは近くに座っていた。
僕は上半身だけ起こした。
お「チョロ松」
チ「なに?」
お「あのさ、、俺さ恋しちゃったんだよね!!」
チ「え?おそ松兄さんが?恋?!」
お「そーなの!その人のことで頭いっぱいでよく寝れないし、ご飯も最近美味しくないし、競馬もパチンコも楽しくないし」
チ「なるほどねぇ、それはだいぶ重症だね。で、どんな子なの?!おそ松兄さん外見重視しそうだからなぁー笑」
お「どういう人ねー可愛いひとだよすごく。優しいし、気が利くし。今までの恋は積極的だったんだけど、その人だけは緊張して奥手になっちゃうっていうか、絶対叶わない恋なんだよね」
チ「おそ松兄さんはガツガツ行きそうな偏見あるのにその子とデートはもう行ったの?」
お「デートなんて絶対できないよ笑本音ははやく諦めたいくらい。でも好きって気持ちが全く冷めないんだよね。話すので精一杯。」
チ「おそ松兄さんは付き合いたいの?」
お「うーん…」
チ「今おそ松兄さんが話してくれたことだけ考えるなら、告白しないと他の人と付き合っちゃうかもよ?難しいかもしれないけど想ってるだけじゃなくて行動しないと気持ちは伝わらないし、何も変わらないじゃん」
お「そうだよね〜思い切って言ってみようかなー笑」
チ「僕は応援してるよ!」
お「誰か見当くらいつかない?笑」
チ「…🤔え、まさかトト子ちゃん?!」
お「トト子ちゃんは確かに可愛いけど、好きでも意味が違うかな」
チ「なるほどね」
お「そのうちわかると思うよ」
チ「うわ、超気になる」
お「チョロ松は好きな人いないの?」
チ「いるかいないかだといないかな。別に付き合いたいとかも今は特に。だって六つ子唯一の常識人チョロちゃんだよ??」
お「あーはいはい笑 チョロ松はさ、兄弟って形が崩れちゃったらどう思う?」
チ「え…?」
お「俺ら6人でひとつみたいなもんだろ?でもこれからみんな素敵な人と出会って恋をして、幸せな家庭を作る頃には家出ちゃうでしょ?」
チ「うーん。でも兄弟の絆が壊れることは無いと思うよ。なんだかんだ僕兄弟のこと信用してるし、案外好きだよ」
お「あー、ー。」
「その言葉信じていい?」
チ「どういうこと?」
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