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あー、、最高すぎる、
アカン……目からお水止まんない……(ToT) 今はただ…これだけは言わせてくれ……よかった……
70日目
流石に、ナイトコード行かないとダメかな…
実はあれから行けてなくて……
…でも、怖いの……
もう嫌…どうしたらいいの……
はぁ…気分転換に散歩でも行こうかな、
最近引きこもってたし…
はぁ、
絵名
いつもと景色が違ってみえる。
いつもは明るくて綺麗な道が、
今日は暗くて寂しい気がする。
『……何で、だろ』
ポツリと呟く声も、いつの間にか風と一緒に流れてしまう。
『…私は、何がしたかったんだろ』
目には光なんか無かった。
するとその時、後ろから声が聞こえた。
「絵名ーーー!」
『…、瑞希?』
後ろを振り返れば制服を着て全速力で走ってくる瑞希が居た。
…学校復帰早……
……そういえば、もう下校時間だ。
『瑞希…、』
後ろめたくなって目を逸らす。
「……ちょっと、話さない?」
「あ、勿論無理にとは言わないんだけど…」
『……』
少し考えた後、私は頷いた。
「本当!?やったー!…あ、じゃああそこのベンチ座ろっか 」
『うん…』
瑞希の目には光が灯っている。
……今の私と真逆だな。
…でも、瑞希が救われて良かった……
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「……ナイトコード、来ないの?」
『あー…行こうと思ってるんだけど、行く気になれない、っていうか…。』
「そっか…その気持ち、分かるな 」
暫く沈黙が続く。
……すると、瑞希が口を開いた。
「絵名達がボクを救ってくれたように…
今度は、ボクが絵名達を救う番だよね」
『……え?』
今、なんて…?
「え?…どうしたの、?」
『ッ……今、絵名達が救ってくれた…って言った、?』
「うん、そうだけど…?」
『何で…、?私は何もしてないのに……!』
「いやいや…何言ってるのさ」
「絵名はボクの家に来てくれたり気にかけてくれたことだって何回もあった。」
「……ボクは、それが凄く嬉しかったんだよ?救われるカケラにもなったんだよ」
『で、でも…』
「……絵名や奏、まふゆのお陰だよ
…ありがとう!」
瑞希はニコッと笑う。
太陽みたいに眩しい笑顔だった。
『ッ……!』
『私、は…何もしてないじゃない……、』
「って思うかもしれないけど…ボクからしたら救ってくれたんだよ!」
「……ね?だったら今度はボクが救う番だと思わない?」
瑞希は手を差し伸べた。
「…救われたいなら、手を取って」
「……コレは絵名が決める事だからね」
『え…』
どうしたら、?
頭では考えられなかった。
救われたい?どういう事……
『っ…』
分からなかった。
…でも、気付いたら……
「……ありがとう、絵名!必ず…救うからね」
手を掴んでいた。