テラーノベル
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君は今どうして生き抜いているんだい
マフラーを編んでる?
指に怪我はしてないかな
俺は君じゃないから
絆創膏は常備してないけど
君は射撃がすごく下手くそだよね
俺の得意分野だから
いつか一緒に練習できたらいいね
君はいつも優しいね
硬くて溢れ出しちゃう僕に対して
はち切れんばかりに綿を詰められても
君はどこまでも広がってる
そうして気難しくてトゲのある俺のために
君は針刺しへと変身してくれるよね
来週の水曜日に君に会ったら
俺ははじめて君に針を詰めてみるよ
頭の中が地面にくたびれた縄跳びみたいにへこたれてる。
ずっと整理がつかなくて、自分で切った果物を食べてみて気づいちゃった取りきれなかった芯を見つけた時みたいな些細なモヤモヤした気持ちが延々と刻まれてる
周りの生き抜いてる人たちをヒーローのように思う
「今度僕の好きなお菓子を買ってきてよ」
あなたは本当に同じものしか頼まないね
僕は言われなくても持っているのに
キッチンの後ろのカウンター、一、ニ、三番目、1番下の引き出し。
あなたの好きなチョコの中にキャラメルが入ったスニッカーズ。
そんな頻度で食べて、太らないの?
丸くなったあなたも気になるな
きっとかわいいたぬきみたいになるよ
どんなあなたも全部僕が見るべきだよ
あなたの左腕は僕だよ
CsauChan
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#人外
のうむ
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✴︎ 妃翔
コメント
1件
capoさんの「また来週」、不思議な温かさと切なさが混ざった詩だなって思いました。マフラー編む、射撃、針刺し…一つひとつのモチーフが「君」という存在を浮かび上がらせる仕掛けになっていて、特に最後の「左腕は僕だよ」がすごく刺さりました。関係性の輪郭が見えそうで見えない、この掴みどころのなさが逆に続きを読みたくなります。来週の水曜日、針を詰めるって何が起きるんだろう…気になります。