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smside.
br「……お邪魔します。スマイル」
……聞き覚えのある、少し懐かしい声。
でも……
この声の主が誰なのか、はっきり思い出せない。
ただ、この人が、俺の好きな人。
それは、何となくだがわかる。
sm「……えっ、と……あなたは……」
kn「……失礼します。スマイル、久しぶり。俺、この間LINEで話したきんときだよ」
sm「……あ、きんとき。久しぶり」
br「あ、きんさん……あの、スマイルはなんで……」
kn「……それは、俺の口からは言えない」
kn「Broooock。お前が自分で気づくんだ」
……そっか……
まだ、この人────Broooockには、伝えてなかったんだっけ。
多分、きんときには伝えたんだ。
もう俺の余命が、1ヶ月半しかないことを。
br「……スマイル。あと1ヶ月半しか、生きられない……って、本当?」
sm「…………うん。本当」
br「なんで……?僕、嫌だよ……」
sm「それは……」
『Broooock。お前が自分で気づくんだ』
sm「……ごめん。言えない」
br「…………そっか……」
……そんな悲しそうな顔をするな。
俺まで、胸が締め付けられる。
……本当は、言ってしまいたい。
たとえ両想いじゃなくて、キスしても意味がなかったとしても。
『好きだ』と一言、隠しきれない気持ちを吐露出来たら、どれだけ楽なのか……
br「……スマイル。僕、もう帰るね。明日も、来るから」
sm「……ありが、とう。待ってる」
✧• ───── ✾ ───── •✧
brside.
『Broooock。お前が自分で気づくんだ』
自分で、気づく……?
何に……?
────ずっと心の隅に引っかかって仕方ない、スマイルへの気持ちに、だろうか……
ただの“友達”って言葉じゃどうにも表せない。
ずっとそばにいてあげたくて、大切で。
失いたくなくて、守りたくて。
…………この気持ちを、なんと呼べばいいのか、分からない。
この気持ちの正体に気づかない限り、スマイルは何も話してくれない。
スマイルの余命はあと、1ヶ月半。
br「……分からない……」
✧• ───── ✾ ───── •✧
~1ヶ月半後~
smside.
sm「……はぁ……はぁ……」
……意識が、朦朧としてきた……
────もう、そろそろか……
コメント
7件
2人とも頑張って欲しい、ほんとに。まじで。( ˙˙) smさんへの想い...曖昧なままでも、話してくれたら楽かもしれないじゃん!!!!(( とにかく諦めて欲しくないですね🥺
スマさぁぁぁぁぁん (´;ω;`)(´;ω;`)
がんばれ、、ブルークさん、、スマイルさんの命が掛かってるんだ、、