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#恋
まみむめももも
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あおもか
77
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「次のお客様の場所はここですか。次こそ…」扉の前に立つと,少し不安になってきた。
今まで回収が長引くことを予想し,死亡時刻より少し早く来てしまう事があるなんて…
死神は咳払いをすると,部屋に入った(透けるのでドアを開けてはいる訳では無いが)。
「お客様,魂をお迎えに来ましt…」その瞬間。
パッコーン!!
死神の額に,ピンクのカバーが付いたスマホが思いっきりとんでくる。
「私はだめだ…私はもうめだ…」よく見ると,部屋の端でツインテールの女の子がブツブツと何かをつぶやいていた。
「ど,どうしたんです?」
「………」彼女に話しかけると,急にピタリと話すのをやめ,死神の方に顔を向けた。
「あなた,私を殺しに来たの…?」
「え?あ,はい。魂の回収に…」
「だめ…私の良いところ10個言って,じゃないと渡さない……」
これまた難しいお客様だ。
「えーではまず…」
「あ,今行き詰まった。わかってるよ,どうせこんなめんどくさくて重たい女の魂なんていらないでしょ。いいよわかってるもん,どうせ私は誰からも必要とされてないんだ。だからみんな私から離れて行くんだ。この間も買い物に行った時に『買うものがその,なんか…あれだね』って言われたし,私誰からも必要とされてないんだよあなたも私のこときらいだもんね…」
「そ,そんな事思ってないので落ち着いてください…」
こういう女は褒めて機嫌を取るに限る。
「大丈夫です。あなたはかわいいですし,スマホケースも似合ってます。あなたを必要としてる人間はいると思いますg」
「それ絶対機嫌取りでしょ?しかもスマホケース褒めるとか何?センスない。それに私を必要としてる人間がいると思います?思うじゃ嫌だよいてほしいんだって,だめだよ今のままじゃ絶対渡さないから。」
……もうこの女は無理だ。
「やっぱり今度にしておきますね…」
「あー逃げるんだ。うん知ってる私の魂めんどくさいなと思って…」
「それでは!!」死神はドアをすり抜け,次の客の名簿をチェックする。
「次は…この方ですね」
きっちりと整えられた身だしなみ…
「この人なら楽に行くでしょうが,一応今回も早めに行きましょう…」
コメント
3件
うわああ第2話もめっちゃ面白かった〜!!😭💕 死神さんがまさかの地雷系女子に翻弄されまくってて最高すぎるw 「良いところ10個言ってじゃないと渡さない」からのまくしたてる感じ、めっちゃリアルで笑った😂 最後に「もうこの女は無理だ」って逃げ出す死神さんかわいそうなのにクセになる…! 次はしっかりした人のとこ行くみたいだけど、どうなるんだろ?続き気になる〜!!📱💥