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コメント
6件
多分今週中にもしかしたら火符と飛燕のマラカス振るだけのリプレイか現代恋歌のちいさなかみさまリプレイ出るよ多分
中人)あぁそういう……、……沢山シャンあげるよ……
【満たされない空腹】
※新キャラちゃんだよ
食虫植物を元に作る実験体。
実験所…いや、けんきゅうじょ?ってところは実験体の悲鳴で溢れてた。
私はそれが嫌いだった。
眠れなくて、嫌で、うるさくて…心が苦しくなる
私達の食料は昆虫を主に、なんでも食べさせられた。
でも、私は空腹が満たされない。虫程度でお腹いっぱいにならない。もっと、もっと食べたい。1度でも良いから、満腹という感覚を知りたい。
数年もした時、私を満腹にしてくれる人が私をお迎えしてくれるって知った
嬉しかった。本当に、やっとだ…
やっと満腹を知れる。やっとここから逃げられる…ありがとう、お迎えしてくれる人、私を助けてくれた人
車に乗って、いろんな所へ行くの!
木が沢山ある所とか、大きい建物が沢山とか!ほんっとうに沢山あったの!!
楽しかった。運転手さんはだまれとか言ってくるけど、だまれ?ってのがよく分からなくて怒られちゃった!
でも、すぐに希望が無くなっちゃったの
火がこっちに来る。
わたし、…なんでこうならなきゃいけないの?満腹にしてくれないの?
酷いよ、なんで足が挟まれて動けないの?動いてよ
熱いよ、痛いよ、怖いよ。
だんだんねむく、なっちゃったなぁ
「…可哀想に。僕が助けてあげるよ」
…おにーさん?いや、、きみはだぁれ?
「僕は名もない怪物さ。…えっと、堕落した神だけどね」
だらく?…よくわからないよ!!
「あぁ、気にしなくても良い。それで、きみは助けてほしい?僕が助けてあげる」
うん!満腹って感覚を知るまで、生きたい!
「…あぁ、わかった。じゃあ契約だ。今から君に僕の身体と一体化させる。」
「大丈夫、君の姿は変わらない。正確には、僕の姿を君に似せるだけ。僕の身体も用意してるから、いつだって変われるよ。あぁ、意識だけの交換も可能さ」
よ、よくわからないけど…わかった!
「契約、ありがとう。」
「まぁ、その代わり、君の異常な空腹は一生無くならないけどね」
わかった!!それでも満腹になれるなら、私は受け入れるよ!!
「それじゃ、事故現場から少し離れた所で君は目を覚める。よろしくね、菫」
はぁい!!
…どこ、ここ。
あぁ、あの子…名前わからないなぁ、少し離れた場所って…
…お腹が空いた。何か食べなきゃ、お腹が空いた、お腹が…お腹空いたお腹空いたお腹空いたお腹空いたお腹空いたお腹空いたお腹空いたお腹空いたお腹空いたお腹空いたお腹空いたお腹空いたお腹空いたお腹空いたお腹空いたお腹空いたお腹空いたお腹空いたお腹空いたお腹空いたお腹空いたお腹空いたお腹空いたお腹空いたお腹空いたお腹空いたお腹空いたお腹空いたお腹空いたお腹空いたお腹空いた
食べなきゃ、人でも。動物でも、虫でも、物でも無機物でも
「…だ、大丈夫…?お菓子、いる?」
『食べ…る、』
このおにーさん…誰だろ、いや…おねーさん?でも声は…んぇ?おにーさんの人って皆髪の毛短いのに…
『おねーさん、ありがとっ!!さっきよりかは空腹じゃなくなったよ!!…もうお腹空いちゃったけど』
「僕おにーさんだよぉ…男だからね…」
『でもおにーさんの人って皆髪の毛短いよぉ?』
「世界は広いからね、僕みたいに髪の毛長いおにーさんだったり、髪の毛短いおねーさんは沢山いるよぉ」
『そうなんだ!!私今日が初めての外出だからいろんな事知れたぁ!!』
「…え、っと…君…どこ行くの?」
『んぇ、どこ行くって…?』
「ほら…寝る家とか、さ…」
『…あっ、な、ない…どうしよ!お迎えの人の家もわからない…!!』
「えっと…良かったら僕の家来る?いやでも罪とわれ…いやそれよりも人命だよね。それに、僕の家は普通に女の子住んでるから着替えとかその子に任せれば良いし… 」
『良いの?おにーさん、迷惑じゃない?』
「迷惑じゃないし大丈夫だよ!子供がそんな事気にしなくて大丈夫!!」
『…ありがとっ、おにーさん!!…あ、でも家族?ってのになるのかな…そしたらぱぱ?』
「家族なのかなぁ…まぁ好きに呼んでもらって良いよ!僕の名前は有星葉夕、よろしくね」
『うんっ!!私は植伏菫!それで…』
ぐちゃ、と嫌な音が鳴り響く。
隣を見たら、あの子が頭から血を流して倒れていた。
…瞳孔が細くなってる、それに、髪色も変化してるし…どういうことだ。
『あー、君。菫の保護者になる人?』
「えっ…あぁ、うん。そうだけど…」
『僕は…植伏凜空。りあとでも、呼んでくれれば』
「凜空…くん、ちゃん?えっと、何が起きてるの?」
『ただ体の交換をしただけだけど…こうでもしないと交換出来ないからね。』
「そ、そっか…」
『あぁそうだ。僕からいろいろ事情説明するよ。この子の記憶も中に入ってるみたいだからさ』
「…わかった…?」
『なんで疑問形なのさ、何かあった?』
「いや…えぇ…あまり状況が理解できないんだけど…」
『それも含めて説明するからさ…』
「わかった…、とりあえず、家族が待ってるし家一緒に行こっか」
『…うん(笑)』
疲れたので終了