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Thaehyung side
あぁ、ジンヒョンが今日も美しい。
ふわりとセンター分けされた髪の毛にかっこいいスーツを着こなし、真っ直ぐとカメラを見つめているジンヒョン。
カメラの横から惚れ惚れとジンヒョンを眺める。
撮影が終わり、カメラが止まるとジンヒョンがこっちを見て笑いかけてきた。
あ、かわい。
パッと目を逸らしてしまう。
Jin ) テヒョン、お前撮影中めっちゃ見てたよなぁーㅎㅎ おかげで集中出来なかったんだけど、
ジンヒョンの目が自分を見ていることを意識すると胸の動悸が速まる。
Jin ) テヒョン?
何も喋らない俺にジンヒョンが心配そうに顔を覗き込んできた。
Taehyung ) すいません。ジンヒョンがカッコ良すぎて見惚れちゃってたんです。
ジンヒョンが笑って目を細めたので、俺はやっとジンヒョンの顔を直視した。
Jin ) そうだよなぁ~、ま、気持ちはわかるよ。
ジンヒョンは俺が冗談を言ったと思ってるみたい。冗談じゃないけど。
ジンヒョンは満足そうに笑い、俺の肩をバンバン叩いてスタッフさんの方へ行ってしまった。
あ~、ジンヒョン可愛すぎる。襲いてぇ~、、
去っていくジンヒョンの姿を眺めながら俺は拳を握る。
待ち時間の間にジンヒョンとの妄想に浸ろうと、俺は頭の中にストックしている大量の妄想を引っ張り出す。
俺の部屋のベッドの上で乱れるジンヒョン。
両手を恋人繋ぎにして必死に俺とのキスに溺れている。舌をチュッと吸うと腰がビクッと浮く。
ジンヒョンの中に入っている俺のモノでジンヒョンのイイところを突いてあげるとすぐに妖艶なあま~い声を上げた。
ちょっと意地悪をするとすぐに涙目になり「てひょなぁ、、」と俺を求めてくるのだ。やばい。可愛すぎる。
Jimin ) お前何ニヤニヤしてんの。なんか気持ち悪いんだけど…
気がつくとジミニヒョンが怪訝な顔をして俺を見つめていた。
Taehyung ) っわ、びっくりしたぁ、
Jimin ) ずっと一人で笑ってるし、俺が話しかけても全然気づかないし、ほんとに大丈夫?
さては、何か変んなことでも考えてたんじゃ…
Staff ) テヒョンさーん、次入ってください、!
タイミングのいいところでスタッフさんの声がかかる。
Taehyung ) はい、今行きます、! じゃあ、ヒョン、また!
Jimin ) は? ちょ、テヒョン逃げんなよ、!
ジミニヒョンジンヒョンとのえっちな妄想をしていたなんて知られたら恥ずかしすぎる。
俺は愛しのジンヒョンに会えることを考えながら淡々と撮影を進めていった。
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