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明希視点
「まずはどうしてダメージが無いかを調べないとな。」
「だったら、後ろから観察しといてほしいスラ。」
ライムによる連撃は辺りを余波で消し飛ばしている。
しかし、それでもダメージはない。
「ん?今、触れてたか?」
まただ、ライムの攻撃がクリステラに触れてない。
なるほど、そういうことか。
「ライム!ダメージが無い理由がわかったぞ!
攻撃が全てクリステラの手前の空間で止まってるんだ!」
「なるほど。だったら、上から潰してやるスラ。」
そういった瞬間、周囲の重力が一気に重くなる。
「ギギギガガ。」
しかし、一瞬潰れかけたが、クリステラはまるで
高重力に対応したかのように平然とそこに立ち続けていた。
「有効打とならないことを確認。なるほど、適応したスラ。」
「バケモノすぎるだろ。」
「さて、どうするスラ?」
どうにかしてこいつに触れないと勝てない。
「能力をなくせればいいんだけど。」
ん?なくす?そう言えばどっかでそんなやつにあった気がする。
「ギギギ。」
クリステラが腕を振り落とし、地面をえぐる。
「っち。思考に集中できねぇ。」
「ギギガ。」
♢スラ闇♢
主催者
「やはり強いな、クリステラは。」
あの能力を与えるのに少しデメリットもあったが、
「それも無いに等しい。」
さあ、あらがってみろ。
「この絶望の災厄に。」
〜つづく〜