執着

伊沢視点

あの日を俺は忘れない

君と別れた日

後悔した

別れたくなかった

もっと優しくすればよかった

ずっと一緒にいたかったのに

1週間後、君は他の人と付き合い始めたね

すごく悲しくなった

俺が本来いる場所に知らない男がいる

許せなかった

奪い返してやる

〇〇視点

伊沢と別れた

理由は伊沢にある

ほかの女の子ばかりで嫌気がさして

別れを切り出した

伊沢は

別れたくないの一点張り、

でも私はあの人を押し退けて家から出て行った

あの日、別れなければよかった

次々と恐怖が襲ってくる

伊沢かはまだハッキリしてないけど

ストーカーされている

捕まえようとしても足が速くて捕まえられないし、警察に相談しても

証拠がないといけないらしく

もう私にはどうにも出来ないことだった

ストーカーなら100歩譲ってまだマシなのかもしれない

私が付き合うと次々と

彼氏が死んでゆく

伊沢視点

君には相応しくない男ばかり

だから俺は

そいつらを殺した

俺の物なのに

まだ俺は別れるって了解していない

だからまだ別れてねぇんだよ

なのに他の男ばっか見やがって

それって浮気だよね？

浮気なんて、もう二度とできない身体にしてやるよ

〇〇視点

今日も付けられてる

足音が早くなってくる

怖い

死にたくない

必死の思いで逃げ切った

家に入ってほっとするのも束の間、

ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ

インターホンが鳴り響く

まさか伊沢が？

薄々感じ取りながら、見てみると

返り血を浴びた伊沢がいた

どうして？

まさかと思い彼氏に電話をかけた

出ない

嘘でしょ？

そんなはず、

何度もかけたがやはり出ない

ほんとに殺されちゃったの？

考えただけで吐き気がする

あ

やってしまった

私、鍵開けっぱだ

ｶﾞﾁｬｯ

伊沢視点

ｶﾞﾁｬｯ

やっぱり抜けてるなぁ

そういうところも好きだけどね

伊「みーつけた」

〇(あｯ…ぁ、)

伊「苦労したよ〜…」

伊「君の彼氏殺すの。」

〇(そん…ｯな、泣)

伊「結構力強かったね？」

伊「でもやっぱ俺には敵わねぇわ！‪‪w‪」

〇(サイッテー…泣)

伊「あﾞ？」

〇(ﾋﾞｸｯ)

伊「最低なのはどっちだよ」

伊「俺まだ了承してねぇよなぁ？」

伊「でも彼氏を作った…」

伊「馬鹿なお前でも分かるように言ってやるよ」

伊「お前はなぁ、」

伊「浮気したんだよ！う・わ・き！！」

あいつの絶望した顔は可愛かった

行為をしてる時も

泣きながら謝ってたし

〇〇の泣き顔も最高だな

もう離さねぇからな