テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
41,708
3,136
2,497
ヤバい、思考実験?を始めたらきりがなくなった
始まりは、テストの為に数学を勉強していた時、唐突に考えが出てしまったという
人間と同等の知能を持ち、対話が出来る、未知の生物がいたとする。
しかし、彼らは『数』という概念がない。時間の概念はあっても、それは『花が枯れるまで』などの視覚情報が主体となっているものだろう。
そんな彼らに、我々人間はどのように『数』について説明するべきか。
物を使えば、数を視覚化することが出来る。例えば、1個のりんご、1本のペン、1冊の本。
しかし、これらは正確には『数』ではない。その証明として、これらの方法では負の数(マイナス)を表すことができない。
人間相手だとしても、『定義』を説明するのは困難だ。
しかし、人間相手であれば『一般的な数の概念』があるため、少し複雑だが説明することはできる。
しかし、相手に『一般的な数の概念』がない場合は?
そもそも、『数』の定義とは曖昧な要素だ。
数の中にも、自然数、整数、有理数、無理数、虚数………沢山の種類がある。自然数の定義だけでも、かなりややこしい。
そんな、『数』に関する定義を、『数の概念』すらない者たちに説明するのは不可能と言えるだろう。
そもそも、数学者には『数を厳密に定義することは難しい』と考える人もいるので、これは出来なくてもおかしくはない話である。
これらを踏まえたうえで、私の一時的な回答は
『日常生活において、数の定義を必要とするケースはかなり少ないため、先ずは物を通じて数について説明するべき』
としておく。
厨二病を拗らせただけじゃねぇかって?
面白いじゃん、こういうやつ。
こんな事してないで早く小説の続き書けって?
それは誠に申し訳ありませんでした。
コメント
1件
このエピソード、めちゃくちゃ面白かったです!「数」って当たり前に使ってるけど、概念すらない相手に説明しようとすると途端に曖昧になる…その視点がもう最高。りんごとペンじゃ負の数は表せないって具体例が秀逸で、思わず「確かに!」って声が出ました。しかも「日常生活では定義を必要とするケースが少ない」っていう着地点も納得で、深読みしながらも軽やかで大好きです。小説本編ももちろん気になるけど、こういう脱線回、私は好きですよ!