wrwrd ノベル短編集
sha視点
俺には好きな人がいる。
でも、相手の気持ちは分からない
向こうはただの”マブダチ”って思ってるのかもしれない。
でも、俺にとっては好きな人。
告白はできてない。
振られるのが怖いから。
そんな臆病者の俺じゃ、あいつには不釣り合い
「好き」って言えないのは
「ごめん」の3文字が怖いから。
そんな言葉をふと思い出した
そうなのかなって、考えてみた。
……
そうかも…しれない。
振られるのが怖いのは
ごめんって言われるののが怖いってことと同じ。
___________放課後__________
俺は中庭にrbrを呼んだ。
好きって言葉を伝えるために。
好きって思いを伝えるために
怖いって思いを捨てて。
rbr「ごめん、遅れた〜ッ!!」
sha「…!」ドクン
心臓の鼓動が早くなる
バクバクいってる
rbr「それで … どうしたん?」
sha「俺…前からrbrの事」
「好きだった」
rbr「ほんま……ッ?」
sha「…うん…∕∕」
顔が熱い…
多分、めっちゃ顔赤くなってるんだと思う。
rbr「こんな俺でいいなら」
「幸せにしてええか?」
sha「は、い……ッ」
rbr「……めっちゃ顔赤いやんけ」
「可愛ええやつやな?笑」
sha「ぁわ…ぁ…」
…もっと顔厚くなるって…ッ
怖がってた俺が馬鹿みたい。
良かった、マブダチじゃなくて
恋人になれて
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