時は過ぎ、高校にも慣れてきた頃。
夏凪「いってきまーす」
大介「ちょっと待ってよぉ〜」
夏凪「…何、お兄ちゃん。」
大介「どうせ、高校一緒でしょー?一緒に行こーよ!」
夏凪「えぇ…途中で友達と合流するし、ブラコンだなんて思われたくないんだけど。」
大介「別にいーじゃん!…だめ?」
彼なりのお得意の可愛い顔で強請ってくる…。
夏凪「…そんな顔してもダメ。」
大介「えぇ…?!」
私は彼を放って勝手に歩き出す。
大介「でも、結局向かう場所一緒だし、一緒に行っても分かんないでしょ〜?」
夏凪「ちょっと、離れて歩いてよ…」
大介「夏凪の隣がいいもーん。」
夏凪「…はぁ。」
暫くして幼馴染である、渡辺翔太、宮舘涼太、沢谷美咲と合流する。
夏凪「お待たせ。」
美咲「全然待ってないし、大丈夫だよ〜。」
涼太「さ、早く行こっか。」
翔太「…夏凪、その人誰。」
夏凪「…話してたお兄ちゃんの1人。」
大介「こんにちわ〜!夏凪と仲良くしてくれてありがとね〜」
翔太「…ペコッ。」
涼太「今日は何かご用事があるんですか…?」
大介「ん?」
夏凪「涼太、この人は放っといて早く行こ。」
涼太「え、」
大介「えぇ?!」
美咲「いいの?夏凪のお兄ちゃん、めちゃ悲しそうだけど。」
夏凪「前から話してたでしょ?お兄ちゃんはただのシスコンで、着いてきただけだから。」
翔太「登校一緒に来るとか相当だな。」
夏凪「でしょ?来ないでって言ってんのに…。」
後ろでは…。
大介「へぇ…涼太くんって言うんだ!選択のやつとかさ、何取ってんの〜?」
涼太「俺は音楽とか…理科系では生物取ってます。」
大介「生物?!好きなの?」
涼太「あ、はい。家でも結構ペットとか飼ってて…。」
大介「へー!俺も好きなんだよねぇ… 」
涼太「そうなんですね。」
翔太「…なんか意気投合してね?」
美咲「あら、確かに。」
夏凪「涼太〜、置いてっちゃうよ〜」
涼太「…あ、ごめん。…では。」
大介「あ、俺も行くってばぁ〜!」
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝♡300↑
コメント
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前回のストーリー、少し改変しております。そちらも一応ご確認下さい(())