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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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あの人の沼はとても深い…もう恋して2年。


すっと握ってくれた、包んでくれたあの手を

今まで忘れたことなど1度もないから…


同じ貴方はどこまでが同じなのだろうか____。




〔あの人とは、釣り合わないから。〕




「えっ…?」



あれは、まだセミも鳴いてる暑い真夏の事___。



Episode1 【恋した先輩は…】



「ねぇるな!また先輩のこと見てんの?」


「え!?あぁ、うん!」



この子は幼馴染の [橙野 えと] ちゃん。

ノリがすっごい軽い子で、優しいんだよ。この子。



🍫「いいなぁ〜。好きピいるとかもう青春じゃん!」


☕「え〜?そうかなぁ〜?」


🍫「そうでしょ!だって、毎日先輩に会えるもん!」

 

☕「え!?なんで?」


🍫「え?だってるな、先輩と家近いでしょ?」


☕「まぁ、遠いわけではないけど!めっちゃくちゃ

 近いわけでもないけどね!」


🍫「あ、先輩来たよ!るな!!」


☕「え!?ちょっと!えとちゃん声大きい!!」


🌷「あ、おはようございます!橙野さん!水瀬さん!」


🍫「おはようございまーす」


☕「えっ、あっ💦 おはようございます」


🌷「今日暑いですねぇ〜!熱中症ならないように、気をつけてくださいね。」


🍫「は〜い、あっ!先輩!」


🌷「はい?」


🍫「熱中症ってゆっくり言ってみて!」


🌷「え〜?あっ!でも僕それ知ってますよ!」


🍫「え〜、知ってんのぉ〜?」


☕(あ、もうすぐチャイム鳴っちゃう💦)


☕「ねぇねぇ!もうすぐでチャイム鳴っちゃうよ!」


🍫「あ、ホントだ。じゃ!先輩また〜!」


🌷「は〜い!」




🍫「も〜!なおきり先輩言ってくれなかったー。」


☕「そりゃあね、有名だもん!それ!」


🍫「先輩なら知らないかな〜?って思ってさ!」



☕「それ先輩のことディスってへ〜ん?w」


🍫「いやいやwディスってないよw」


☕「ホント〜?まぁ、いいや!早く行こ!!」


🍫「うん!」


-キーンコーンカーンコーン-


👨‍🏫「はーい、席に着けー、授業始めるぞー」


🍫「うわ、だっっる」


👨‍🏫「橙野ーなんか言ったかー?」


🍫「いやなんも言ってませーん」


👨‍🏫「そうか。じゃあ1限目数学ー。」


👨‍🏫「____、__?____。」



-キーンコーンカーンコーン-


👨‍🏫「はいじゃあ1限目終わり。次の授業の準備しとけよ」


🧑‍🤝‍🧑「はーい」


🍫「るな!」


☕「ビクッ」


🍫「数学めっちゃだるかったくね?眠いしさ」


☕「ルナハゼンブワカッタヨテンサイダカラ!!」


🍫「めっちゃカタコトじゃん、仲間だね!」


☕「はぁ、だってむずくなかった?今日の」


🍫「確かにマジでむずくて追加問題1個もやってない」


☕「るなはちょっと出来た✨」


🍫(可愛いかよ…)


🍫「あ、もう5分休み終わるわ、バイバイ!」


☕「はーい!」



-キーンコーンカーンコーン-



👨‍🏫「2限目始まるぞー」



-キーンコーンカーンコーン-



それから時間が過ぎ、ようやくお弁当。


🍫「るな!一緒にお弁当食べよ!!」


☕「いいよ!」


🍫「あっ、でも今日は教室じゃなくて、屋上ね!」


☕「? 分かった…」



屋上



🍫「あっ!いたいた!!先輩〜!」


🌷「あ!きたきた!橙野さん!と水瀬さん!」


☕(えっ?💦先輩もいるの?聞いてないって〜!)


🍫「るなここ!」


☕「え?あ、はーい!」


☕(え?なおきり先輩の横?無理無理無理!!

恥ずかしいってぇ〜!!)


🍫(るなめっちゃ照れてる〜!可愛い〜!!)


🌷「水瀬さん大丈夫?顔赤いよ?」


☕「え!?いやっ!大丈夫です!」


🌷「ホント?ちゃんと水のんでね?心配だし…」


☕(先輩だよ〜!気づいてぇ〜!!)


🍫「じゃ!食べるか」


🌷☕🍫「いただきまーす」


☕「ん〜!美味しい〜!!」


🍫「るなー!いる?るなこれ好きでしょー!!」


☕「欲しい…!!」


🍫「いいよ!はい!」


☕「ありがと!!」


🌷(なんか癒される…!微笑ましいなぁ)



そして、みんな食べ終わり



🌷☕🍫「ごちそうさま!」


🍫「じゃあ、そろそろ解散で!」


🌷「はーい!」


☕「はーい!」



廊下


☕「ねぇえとちゃん!先輩いるのは聞いてないってば〜!!」


🍫「いや〜?ね?ちょっとでも2人を近づけたいなって思ってさ!」


🍫「私応援してるから!」


Episode2 【えぐられた傷が蘇るように…】


前もそんなこと言われたっけ____



🍪「私応援してるから!」



でもその子は結局、他の子と仲良くして、

るなを見捨てたっけ?



るなが元々いなかったかのように____



🍫「るな…?」


🍫「顔が怖いよ…るな。どうしたの?」


☕「あ!いやなんも?💦考え事してただけ!」


🍫「そう?ならいいけど…」


🍫「あっ!てか私昼休み委員会じゃん!ヤバ💦忘れてた💦」


🍫「ごめん!先行くね!💦バイバイ!」


☕「うん!バイバイ」



えとちゃん…。

えとちゃんにも見捨てられたらどうしよう。

もう他に手伝ってくれる子なんていないよ…。


だって____



👨「お前要らないんだよwなんで学校来んの?」


👩「そうよw邪魔。早く死んでくれないかな〜?」


🧑‍🤝‍🧑「それな〜w」


☕「…ッ」


🍫「ねぇ。なにしてんの?」


👨「はぁ?何って遊んでんだよww」


🍫「もう、るなに触らないで。邪魔でしかない」


👨「あ?じゃお前もボコしてやろうか?」


🍫「うん。いいよ。勝てるわけ無いし。

  自身があるならどうぞご自由に」


👨「は?ウッザ。もう行こうぜ…!」


🧑‍🤝‍🧑「それな〜」


🍫「るな…!大丈夫?」


☕「うん…」



助けてくれたのはえとちゃんたった”1人”だけ

他の人も見てたのに見て見ぬふりばっかりで…


思い出すだけで”えぐられた傷が蘇るように”なる


お願いもう見捨てないで…お願いだから…。



Episode3 【同じ思いが繋がるように】



少し時間が過ぎて、帰り道の事___。


「る_ん」

「るな_ん」

「るなさん!」


誰だ…?でもこの声は、


🌷「るなさん!!」


やっぱりそうだ。でもどうして…?


🌷「橙野さん今日補修らしくて、橙野さんが」



『多分るな1人で帰ると思うから、

 一緒に帰ってあげてください!!』


🌷「って言ってて」



え…?えとちゃん、えとちゃんが先輩を?

無理無理無理。恥ずかしいし、2人っきりでしょ?


☕「え?いいんですか?先輩h…」


🌷「先輩って言わないでください。

  僕の名前、”青葉なおきり”なんで。」


☕「え、あ、すいません。なおきりさん?でいいですか?」


🌷「はい。それでいいです。」



え…?これもえとちゃんからかな…



🌷「あと、同じ事、経験してます?」


☕「え?なにg…」


🌷「同じ…辛いことあったんじゃないの?」


☕「え?…まぁ、それなりには辛いこと…ポロ」


🌷「え?大丈夫ですか?ごめんなさい。」


☕「なおきりさんじゃ…ないよポロポロ」


🌷「いや、僕がこんな事聞いたから、

  思いさせちゃったかなって…ごめんね?」


☕「はい…大丈夫です…。」


☕「言えなかったらいいんですけどなおきりさん

  は何があったんですか…?」


🌷「僕は…」



僕は、保育園から中学校卒業までずっと同じだった

大親友…だった人がいた。


その人は急に、中学校に入ってから不登校になった


👨「おいwお前だろ?もふをさぁ

  不登校にさせたの。」


🌷「違ッ」


👨「違うんだったら、なんで不登校になったか、

  分かるよなぁ?親友だったろ?お前ともふ。」


🌷「知らない…知らなi…」


👨「じゃあ、ボコそうぜ?コイツの事。」


🧑‍🤝‍🧑「オッケーw」


👨「ボコッバキッバキボコボゴッ」


🌷「やめッ…ゲホッ、もぉやめてくだs…ゴホッ」


👨「はぁ、もうコイツ見てたら、反吐が出る。

  行くぞ。」


🧑‍🤝‍🧑「はいっ!団長!!」



あぁ。もう殴られた跡ばっか…

僕の顔半分見えなくなりそうだなぁ…

まぁ、もう誰も1人も助けてくれないから、死にたい


“同じ思いの人なんて宇宙に1人も居ないよ…”


そう思っていた…



彼女に会うまでは____。



🌷「まぁ、ざっとこんな感じ?」


☕「そうなんですね…辛かったですよね…。」



ギュッ


🌷「えっ…?💦」


☕「あっ💦すいません…同じ思いだったからつい」


🌷「いや、大丈夫ですよ。突然だからね?」


☕「/////」



ヤバい。なおきりさんにハグをしてしまった…。


引かれちゃったかな…?大丈夫かな…?

でも、あったかかったな。なおきりさん、、


ああぁぁもう!!なおきりさんなんて、、

“好きにならなきゃ良かったのに…”



Episode4 【もうずっと、見たくない人】



🍫「はぁ〜?ここはこうでしょ!どう考えても!」


🐏「いや、こうやってやるの!」


🍫「死ね」


🐏「え?w」


🍫「も〜!!テストウザい!めんどい!やらん!」


🐏「あかん!テスト!やれ!」


🍫「え〜じゃあ、帰る時スタバ奢れよ?(圧)」


🐏「あ、はい。」


🍫「じゃあ、頑張る(⁠.⁠ ⁠❛⁠ ⁠ᴗ⁠ ⁠❛⁠.⁠)」


🐏(初めから頑張れよ…)



一方…


🌷「ねぇ。るなさん気付かないの?」


☕「??」


☕「なにがですか??」


🌷「天然だなぁもう。」


🌷「僕が、るなさん呼びで、

  敬語やめてるこ・と・だ・よ?」


☕「えぇ!!!???」


🌷「だからるなさんもやめてね?」


☕「はい…!」


☕「あ、うん…?//」


🌷「ちな僕帰り道次こっちだけど、るなさんは?」


☕「あっ、るなもそっち…!」




やっぱりるなさん可愛いな…。

もう、好き。大好き。狂うほど大好き。宇宙1好き。


なんで今までるなさんと帰らなかったのかな…。

こんなに話すまではそんなに気はなかったのかも。

でも、彼女はどうだろうか…。僕の事。よし。


“アレ”を使うか…


.______________________.


はぁ〜、なおきりさんと帰り道一緒なんだよな〜。


嫌すぎる。もう今すぐにでもこの場から離れたい。

好きだけど、嫌い。大好きだけど、大嫌い。


そんな感情が湧いてくる…意味わからん!


“明日、屋上で◯◯する”



☕「嫌い…」


🌷「えっ?何が?」


☕「なおきりさんだよ…」


🌷「僕?僕の事嫌いなの?」


☕「口に出したそのままの意味だよ」


🌷「僕は好き」


☕「…は?」


🌷「僕は嫌われても、いいです。

  僕が好きっていう思いを抱いてるから。」


☕「じゃあ、付き合って…?」


🌷「えっ?本気?それ…」


☕「本気じゃなかったら告白しないよ?」



これで良かった…。あとは、成功すればいいだけ。


🌷「いいですよ。でも…」


良かった…成功した…なら、あと、もう1人…

えとちゃんを呼ばなきゃね…?


🌷「るなさん聞いてます?」


☕「えっ?聞いてます聞いてます!」


🌷「じゃあ、もう1度言ってみて?」


☕「えっと…。」


🌷「ほら、聞いてない。もう1度言う、よく聞いて」


☕「はい。」


🌷「僕と付き合った者は全て」



‐呪われてしまう‐



🌷「それでもいいなら」


☕「いいです!それでもいいです!」


🌷「ほんとに?後悔は?」


☕「絶対にしません!」


🌷「分かった。」


☕「ちなみに呪いって?」


🌷「一生僕から離れられない呪いだよ。」


☕「嫌いになっても?」


🌷「うん」


☕「亡くなっても?」


🌷「うん」


🌷「僕から離れた者は皆、亡くなっているよ…?」



思わず口を塞いだ。

これはまずいぞと、産毛に至るまで言っている。

もうこの人は2人以上とは付き合ってきたはず…。


でも今の今まで彼女はいなかった。

てことは…?



“皆言い付けを守らなかった”



そういう事だ____。

るなはまだ死にたくない。だから言い付けを守る。



🌷「家、隣なんだね」


☕「え?そうなんだ…」



まさかのもう家に着いていた。

しかも、隣同士で…。



「まぁ、遠いわけではないけど!めっちゃくちゃ

 近いわけでもないけどね!」


あれは嘘だったの…?



🌷「じゃあ、また明日。」


☕「はい…。」



Episode5 【いつになったら…?】



もう、付き合って1ヶ月が過ぎた…。

でも、まだ学校の誰にもバレてないの…

それが1番怖いよ…だっていつバレるか分からない。


誰かお願い…助けて…えとちゃん…!!



🍫「るなー?」


もうお昼か…。ッ!お昼にえとちゃんが近くにいる

ダメだ。なおきりさんが迎えに来るはず。

お願い離れて…でも助けて、、えとちゃん…!!!


🌷「るなさん!!」


🍫「るなー!?」


☕「んっ?あれ?夢?」


🍫「るなー!おはよ!るな昼休みずっと寝てたよ」


☕「えっ!?」


🌷「大丈夫ですか?るなさん…」


☕「ひゃっ!なおきりさん離れてっ!」


🍫「なんで!!先輩なんもしてないよ!」


☕「やめてください…もうしないから…!」


🌷「なんのことですか?」


☕「…あれ?夢だった?」


🍫「夢?だいぶ怖い夢見てたんだね?大丈夫?」


☕「うん。なおきりさんとお話したい。」


🍫「2人で?」


☕「うん」


🍫「先輩、いい?」


🌷「全然大丈夫ですよ!」



ワークルーム


☕「その、呪いを解いてください。」


🌷「呪い…?どういうことですか?」


☕「夢でなおきりさんと帰ってたんです。一緒に」


🌷「はい。」


☕「それで、なんらかの話で付き合ったんです」


☕「で、約束があって、それが呪いで怖くて」


🌷「呪いってどんな?」


☕「はい。

  なおきりさんから離れたら死ぬ呪いです。」


🌷「えっ…?ヤバ…」


☕「現実のなおきりさんはそんな人じゃないですよね…?」


🌷「はい。僕はそんな呪いかけませんよ。」


☕「ですよね。で怖くて、今もずっと怖くて」


☕「言ってはいけない言葉くらい分かってます。」


☕「るなを安心させてくれませんか?」


🌷「えっ?まぁ、出来なくはないですけど。」


🌷「嫌じゃないんですか?るなさんは。」


☕「何でも嫌じゃないです。」


🌷「…分かりました。じゃあ、いいですか?」


☕「はい…」



KISS


か・ら・の・?


DEEP KISS



☕「んぇ…」



ここまでしてくると思わなかった…

キスは分かってた。してほしかった…。

でもさ、付き合ってもない人に、

ディープキスする?普通の人って、、しないよね、


悲しいけど嬉しい


あぁ、やっぱり好き。同じ思いだ


でも、辛いのは同じ思いでも、

好きは分からない。あれは夢だから、知らない


聞いてみようかな今、思い切って、聞こう



☕「あの…、なおきりさん…!」


🌷「はい?」


☕「変なこと聞いてもいいですか?」


🌷「はい、大丈夫ですよ」


☕「なおきりさんって、」



“るなの事、好きですか?”



🌷「えぇ!?そんな事聞くんですか?」


☕「はい…!どうしても気になって…」


🌷「好きですよ」


☕「…」


 ”好き。大好き。世界1好き。宇宙1好きですよ?”


☕「ありがとうございます…!」


🌷「照れてます?もしかして」


☕「照れてないでs」


🌷「今日のお弁当の時も、照れてましたよね?」


☕「…?」


今日?今日っていつの?

お弁当…お弁当?

お弁当の時だったら…

「水瀬さん大丈夫?顔赤いよ?」

あの時だ…


☕「照れてました…あの時は、」


🌷「”あの時は”じゃないでしょ”あの時も”でしょ?」


☕「…照れてた」


🌷「ほら!言ったでしょ?」


🌷「…じゃあそろそろ終わります?」


☕「はい!」


教室


🍫「おかえりー!遅かったね」


☕「ただいま!ちょっと話が長引いちゃってね💦」


🌷「僕、戻りますね!」


☕「はーい!ありがとうございました!」


🍫「るな、めっちゃ手振るやんw」


☕「だって〜!」


🍫「で、どうだった?2人きりで話すの」


☕「え!?ん〜!!恥ずかしかったぁかな?」


🍫「付き合ってんの?」


☕「え!?いや、、」


🍫「じゃあ付き合えば?」


☕「え!?無理〜!」


🍫「るなから告らなくてもさ、先輩から告らせればいいじゃん」


☕「どうやって?」


🍫「まぁ、私が上手く誘導するって!」


☕「ん〜なら…期待しようかな?」


🍫「うん!任せてよ!!」



えとちゃんの誘導って絶対に成功するんだよね。


前もゆあんくんの期待にも応えてた…



🍗「ねぇ〜、えとさん〜!◯◯ちゃんに告りたいけど告れない〜!」


🍫「う〜ん…!どんな風に告りたいの?」


🍗「____、__!」


🍫「あ〜、なるほどね…ん〜、おけ!」


🍫「上手く誘導するわ!」


🍗「サンキュー」



数日後…


🍗「ねぇ〜!えとさん!!付き合えた〜!」


🍗「マジでありがと〜!!!」


🍫「どういたしましてっ笑」



こんな感じだったから、いけるかな


放課後…


🍫「ねぇねぇ!先輩!!」


🌷「は〜い?」


🍫「るなと、私とこれからお弁当食べて?」


🌷「いいですよ?るなさんは?いいよって?」


🍫「うん!食べたい〜!って言ってたよ!」


🌷「分かりました!」


🍫「あ、あとー、」


🍫「______________に」


🌷「はーい」


🍫「うん!ありがとう!!じゃ!」


🌷「はーい!」



🌷(るなさん僕の事好きなのかな?)



Episode6 【好きであったから】



🍫「るなー!」


☕「おかえりー!!」


🍫「ま、いけたよ!」


☕「なんて言ったん?」


🍫「んー、ナ・イ・シ・ョ♡」


☕「え〜!教えてよ〜!!」


🍫「それは明日にはわかるよ!」


☕「明日?」


🍫「うん!明日だったら待てるでしょ?」


☕「うん!頑張って待っとく!ᕙ⁠(⁠@⁠°⁠▽⁠°⁠@⁠)⁠ᕗ」


🍫(かわよ)


☕「じゃあ、そろそろ帰る?」


🍫「ん、そうしよっか!」



次の日…



🍫「おはよー!るな!」


☕「おはよ!えとちゃん!!」


🍫「あとー、あ!いた!!!なおきり先輩!」


☕(え!?なんでるな達の集合場所になおきりさんがいるの?)


🌷「おー!おはようございます!!」


🌷「あっ、はい!これ2人に!」


🍫「なにこれ?」


🌷「ふっふっふ!ズバリ!AQUARIUSです!」


🍫「wwwなにそれ!買ってきてくれたの?」


🍫「ありがと!」


☕「ありがとうございます!!」


🌷「いいえ!」


🍫「でもなんで?」


🌷「だって今日の気温36℃になるくらいですよ!」


🍫☕「えー!ヤバー!!」


🌷「だからです!」


🍫「ありがと!」


☕「ありがとう!」


🌷「さっ!行きますか!」


☕「そうだね!遅刻したら嫌だし…!」


🍫「私は別に遅刻してもいいけどね?」


☕「えとちゃん前毎日遅刻してたもんね!w」


🍫「ちょっと〜wからかってる〜?」


☕「からかってへん!w」


🌷「2人って似てないけどいいですね!」


🍫「えぇー?どういう事?」


🌷「なんかめっちゃ違うけど、仲良いのっていいなって思ってね!」


🍫「なるほどね…!」


🍫「あっ!先輩!ちょっと来てー!」


🌷「?」


🍫「もっとるなにも話しかけてあげて!可哀想だよ?」


🌷「分かりました✨」


☕「なんの話してたん?」


🌷「なんにも?」


🌷「るなさんには関係ないですよ!」


☕「ホント?」


🌷「はい!」


🍫「あ、待って家に忘れ物した!ガチ」


🍫「今なら近いし、取りに行って良い?」


🌷「いいですよ!」


☕「るなも大丈夫!」


🍫「ありがと〜!走って取ってくる!」


☕「焦らなくてもいいよ〜!」


🍫「り!」




🌷「じゃあ先に行くのもなんだし、

  ここに座って待っときます?」


☕「そうですね!」


🌷「ねぇ、るなさん?」


☕「…はい?」


🌷「るなさんって、いじめられてたんですか?」


☕「っ…そうですけど…」


🌷「急にすいませんね!でも気になっちゃって!」


☕「?」


🌷「こういう明るい人は、いじめられてた人がおo…」


👨「あれ?お前なんか知ってるぞ〜?」


☕「あなたは…」


🌷「あなたは…?」


👨「お前、付き合ってんの?」


👨「なぁ!答えろよ!水瀬るな!!」


🌷「るなさん…?」


☕「…ぅ」


👨「泣くなよw泣いたらいいとでも思ってんの?」


☕「いや…ポロポロ」


🌷「アンタ、何年?」


👨「は?俺は、2年だけど?」


🌷「俺、3年なんだわごめん」


👨「は?3年でも弱いだろ?お前チビだし。」


🌷「あ”?お前、人の気持ち考えた事ある?」


👨「はぁ?あるからこうやって、話しかけてn」


🌷「話しかけてんじゃねぇだろ”?虐めてんだよ”」


👨「お前…俺様とやろうってんのか?」


🌷「い”や?でも、好きな人を虐められたらなぁ?」


☕「好きな人…?」


🌷「まぁ、かかってこいよ。」


👨「アイツめっちゃイキってるじゃんw」


👨「アイツのこと、ボッコボコにしようぜ」


🧑‍🤝‍🧑「賛成〜!」


🌷「来るなら、いつでもどうぞ?」


👨「いくぞ。」



‐アイツが拳を振りかけた時‐



🌷「ッ!」



‐あの人は拳を止めて、‐


 相手に向けた物は全て自分に返ってくるよ?


‐アイツに拳をそのまま返した‐



👨「ブォッ」


🌷「もう2度とるなに近づくな クソ野郎が」


🧑‍🤝‍🧑「団長!!」


🧑‍🤝‍🧑「ギロッ」


🌷「失せろ」


🧑‍🤝‍🧑[走り去る]



☕「ポロ…」


🌷「大丈夫ですか?」


☕「ありがとうございます…!ポロ」


🍫「ごめん!遅くなった〜!って」


🍫「何があったの…?」



Episode7 【守ってくれたから】



🍫「何があったの…?」


🌷「あっ!ううん!なんでもないです!」


🍫「なんでもないわけない!るな泣いてるし…」


🌷「…」


☕「…」


🍫「…」



沈黙が訪れた____。


木に止まっているセミの鳴き声と

たくさんの車が通る音

学校へ向かう生徒たちの声…


正直、今の今まで聞こえなかった…

自分の声

えとちゃんの声

なおきりさんの声

その3つの音しか聞こえなかったのに…


沈黙が訪れた瞬間。



🍫「…なんとか言ってよ…!」


🌷「じゃあ、分からないの?逆にさ?」


🍫「はぁ?分からないから聞いt」


🌷「事件が終わると同時に来たのに?馬鹿じゃn」


☕「そんな言い方はやめてよ…辛いよ…見てたら」


🌷「ごめんなさい。でもイラッときちゃって」


🍫「…何があったの…?(ボソッ)」


☕「えっと…」



今起こった事をえとちゃんに話した。



🍫「あ…もしかしてアイツら?」


☕「…うん」


🌷「あっ!早く学校行かないと!!」


🍫「あ、ヤベ」


☕「そうだね!行こ!」


Episode8 【忘れてくれたから】


学校



誰か怒られてる声がする…



👨‍🏫「何回言ったら分かるんだ!」


👨‍🏫「もうこれで何回目だ?」


👨‍🏫「おい!聞いてるのか!橙野!!」



ッ!?えとちゃんが怒られてる…



🍫「……」


👨‍🏫「なんとか言わんか!おい!!!」


👨‍🏫「もう忘れるなって言っただろ!」


👨‍🏫「なんとか言わんか!!」


🍫「…何が悪いの?(ボソッ)」


👨‍🏫「あ?なんか言ったか?」


🍫「何が悪いの?」


👨‍🏫「はぁ?」


🍫「たかがプリント忘れただけで怒られるの?」



じゃあ、先生は1度も忘れ物したこと無いの…!?


あるでしょ。先生もさっきの授業で忘れたって…


何で私達だけ怒られなきゃいけないの!


私達、先生が忘れ物した時怒ったっけ…?



“なんとか言えよ…!”



👨‍🏫「っ…!」


🍫「答えてよ…。てか、私いないしその日」


👨‍🏫「は?」


🍫「私休みだよ…一昨日は休み…」


👨‍🏫「うるさい!じゃあ、プリントあるだろ!

  今高速でやりなs」


☕「無理だと思います。」


🍫「るな…」


☕「だってあのプリント、その日に習った物しか

  出てないから。」


☕「馬鹿。るなが教えるから」


👨‍🏫「だったら早く教えろ!!」


🌷「うるさいですよ…」


👨‍🏫「っ!?お前は3年だろ!授業に戻れ!」


🌷「上まで聞こえるんですよ。先生の声が。」


👨‍🏫「うるs」


🌷「その声が上まで響くの…!静かに…ね?」



Episode9 【告白は…】



時を経て、夏休み。


暑い。とにかく暑い。


87



Episode10 【あの人は】



8月9日…。今日だ。

そう。今日はなおきりさんに告白する日。


アレとコレ。持っていかなきゃ。よし!



ピーンポーン


☕「なおきりさーーん!!!」


🌷「はーい!」


☕「行こ!」


🌷「いいですよ!」



ついた…。遊園地


〜数時間後〜


🌷「そろそろ帰ります?」


☕「そうですね!あんまり遅くなるとダメだし…」



帰り道で告白するのです


帰り道


☕「なおきりさん!」


🌷「…はい?」



“好きです!るなと付き合ってくれませんか?”



🌷「え…?」


☕「…モジモジ」



“ありがとう。いいですよ。”



☕「えっ…?」


☕「いいんですか?」


🌷「はい…!」


☕「ありがとうございm」



チュッ



もう、僕がこれからるなさんを幸せにします。


ありがとうございます…!



🌷「じゃあ、」


🌷「よっと…」


☕「…!?」



なお兄がるなを姫抱き中…



☕「…///」


🌷「るなさんに何かあったら大変でしょ?」


🌷「だから、僕が抱っこしてあげますよ」


☕「でもるな重くないですか…?」


🌷「いや?むしろ…軽いですよ」


☕「えへへ」





僕の名前は 青葉なおきり 。

今、とっても可愛い人、るなさんとお付き合いしてる


僕のファンがなんか言ってるけどね…?


僕は絶対にるなさんが良い。

ファンサしたらキャーとか叫ぶ人より、

静かにファンをしてくれる人の方が良いから。


今の生活にとても満足している





め ち ゃ 長 く て す い ま せ ん っ

お 話 内 容 め ち ゃ く ち ゃ か も で す


多 分 書 い た の は 去 年 と か で す 、 !


合 計 : 約 1 0 0 0 0 文 字

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29

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