テラーノベル
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山田「今日はですね」
〇〇「ちょっと楽しそうな企画です」
山田「今回の企画はこちら」
〇〇「じゃん」
山田「“二人で変装して街歩きしたらバレるのか検証”」
〇〇「怖い怖い怖い」
山田「制限時間は2時間」
〇〇「しかもただ歩くだけじゃないらしい」
山田「ミッション制です」
〇〇「嫌な予感しかしない」
スタッフ「ミッションをクリアしながら街を歩いてもらいます」
山田「なるほど」
〇〇「バレたら?」
スタッフ「その時点で終了です」
〇〇「終わった」
山田「じゃあ最初のミッションお願いします」
スタッフ「第一ミッション」
〇〇「はい」
スタッフ「コンビニでお互いに飲み物を買う」
山田「優しい」
〇〇「最初だからね」
スタッフ「ただし」
山田「絶対ある」
スタッフ「レジで店員さんと一言以上会話してください」
〇〇「急に難しくなった!」
山田「普通に喋ったら終わる可能性ある」
〇〇「声でバレるじゃん」
山田「どうする?」
〇〇「ちょっと低めでいく」
山田「無理あるだろ」
〇〇「山田くんは?」
山田「俺静かに乗り切る」
〇〇「一番怪しい」
スタッフ「では変装してください」
〇〇「よし」
山田「これほんとに意味ある?」
〇〇「あるある」
山田「ニット帽深すぎない?」
〇〇「顔隠すの大事」
山田「〇〇のメガネ逆に目立つ」
〇〇「オシャレ一般人」
山田「設定まであるんだ」
〇〇「完成しました」
山田「どう?」
〇〇「山田くんは…」
山田「うん」
〇〇「芸能人隠す気ない」
山田「なんでだよ」
〇〇「オーラがもう山田涼介」
山田「どうしろって言うの」
〇〇「頑張って消して」
山田「無茶言うな」
〇〇「じゃあ第一ミッション」
山田「スタートです」
〇〇「絶対笑わないでね」
山田「それはお前次第」
〇〇「やばいちょっと緊張してきた」
山田「コンビニで?」
〇〇「意外と人いる」
山田「普通に歩けば大丈夫」
〇〇「山田くん普通じゃないんだって」
山田「失礼だな」
二人で店内に入る
〇〇「うわ、冷房寒い」
山田「急に日常」
〇〇「何飲む?」
山田「コーヒー」
〇〇「大人」
山田「〇〇は?」
〇〇「いちごオレ」
山田「子ども」
〇〇「いいの」
山田「早く取って」
〇〇「待って今こっち見た人いた」
山田「気にしすぎ」
〇〇「いや絶対見た」
山田「自意識」
〇〇「山田くんが強すぎるんだって」
山田「俺のせい?」
〇〇「半分くらい」
山田「理不尽」
飲み物を持ってレジへ向かう
〇〇「来た…」
山田「会話ね」
〇〇「無理かも」
山田「頑張れ」
店員「お会計します」
〇〇「お願いします」
山田「普通」
〇〇「まだ」
店員「袋いりますか?」
〇〇「……ください」
山田「声ちっちゃ」
〇〇「今バレ防止モードだから」
店員「温めますか?」
〇〇「飲み物って温められるんですか?」
山田「そこ聞く!?」
店員「い、いえ冷たい商品なので」
〇〇「あ、ですよね」
山田「普通に会話広げるなよ」
〇〇「焦ったの!」
店員が少し笑う
〇〇「今の笑い怖い」
山田「気にしすぎだって」
会計を終えて店を出る
〇〇「はぁー…」
山田「疲れすぎ」
〇〇「ミッション一個目でこれ?」
山田「先長いな」
スタッフ「第一ミッションクリアです」
〇〇「やった!」
山田「意外といける」
スタッフ「では次のミッションです」
〇〇「もう!?」
山田「早いな」
スタッフ「“プリクラを撮ってください”」
〇〇「終わった」
山田「一番危ない」
〇〇「待ってほんとに無理かも」
山田「急に弱気じゃん」
〇〇「プリクラエリアって若い子多いじゃん」
山田「まぁそうね」
〇〇「私そこが一番危ない」
山田「確かに」
〇〇「山田くんは“芸能人だ!”ってなるタイプだけど」
山田「お前言い方な」
〇〇「私は“え、〇〇ちゃんじゃない?”って広がるタイプ」
山田「それはある」
〇〇「しかも若い子、気づくの早いもん」
山田「支持率高いからなぁ」
〇〇「やめて恥ずかしい」
山田「いや実際そうじゃん」
〇〇「でも今日に限っては困る!」
山田「じゃあ静かに行こう」
〇〇「静かにプリクラ撮るって何」
ゲームセンターへ入る
〇〇「うわぁ…高校生いっぱい」
山田「見ない見ない」
〇〇「無理、目合った気する」
山田「まだ何も起きてない」
〇〇「若い世代ほんと鋭いんだって」
山田「〇〇って男女どっちからも人気あるよね」
〇〇「今それ言う!?」
山田「いや改めて」
〇〇「やめて緊張する」
山田「男子人気も結構強いじゃん」
〇〇「知らない」
山田「老若男女モテるタイプ」
〇〇「だから今それ困るの!」
山田「ごめんごめん」
〇〇「ほら今女子高生見た!」
山田「自意識過剰」
〇〇「絶対見た!」
山田「まぁ〇〇は空気感でバレるかもね」
〇〇「え?」
山田「なんか独特じゃん」
〇〇「何その言い方」
山田「雰囲気ある」
〇〇「それ褒めてる?」
山田「褒めてる」
〇〇「ならいい」
プリクラ機の前に到着
〇〇「うわ、ほんとに撮るんだ」
山田「逃げる?」
〇〇「逃げたら負けな気がする」
山田「じゃあ入りますか」
〇〇「やばい、変な汗出てきた」
〇〇「待って待って」
山田「何?」
〇〇「なんで私、山田くんとプリクラ撮らなきゃいけないの?」
山田「こっちのセリフだろ」
〇〇「絶対盛れるじゃん」
山田「そこ?」
〇〇「隣に顔強い人いると怖い」
山田「知らんがな」
〇〇「しかもプリクラってさらに盛れるじゃん」
山田「まぁそうね」
〇〇「山田涼介が盛れたら終わりなの」
山田「どういう理論?」
〇〇「人類勝てない」
山田「大袈裟」
〇〇「あと普通に恥ずかしい」
山田「今さら?」
〇〇「街中で山田くんとプリクラ撮る未来想像してなかった」
山田「俺もだよ」
〇〇「しかもバレたら終わりでしょ?」
山田「そう」
〇〇「リスク高すぎる」
山田「でも入るしかない」
〇〇「うわぁ…」
山田「そんな嫌?」
〇〇「嫌っていうか落ち着かない」
山田「まぁ分かる」
〇〇「絶対女子高生に見られる」
山田「気にしすぎ」
〇〇「山田くんはもっと危機感持って」
山田「持ってるよ」
〇〇「いや顔が余裕」
山田「顔は変えられない」
〇〇「強い」
山田「ほら行くよ」
〇〇「待って、せめて盛れたい」
山田「目的変わってる」
〇〇「大事でしょ!」
山田「入るよ」
〇〇「うわぁ緊張する」
二人でプリクラ機の中へ入る
〇〇「近っ」
山田「プリクラだからな」
〇〇「なんか照明すごい」
山田「最近のプリクラこんななんだ」
〇〇「山田くん絶対こういうの慣れてなさそう」
山田「全然来ない」
〇〇「意外」
山田「何その反応」
機械音声「最初のポーズはこちらです」
〇〇「え、待って始まった」
山田「早いな」
〇〇「どうする?」
山田「普通でいいんじゃない?」
〇〇「普通って?」
山田「ピースとか」
〇〇「一番事故らないやつね」
撮影が始まる
〇〇「待って待って顔作れてない!」
山田「もう撮られてる」
〇〇「うわっ」
シャッ
〇〇「絶対変な顔した」
山田「大丈夫」
〇〇「山田くんは?」
山田「普通」
〇〇「それが強いんだって」
機械音声「次は顔を近づけてください」
〇〇「無理無理無理」
山田「ただのプリクラだって」
〇〇「距離近い!」
山田「お前が下がりすぎ」
〇〇「だって恥ずかしい」
山田「今さら照れる?」
〇〇「こういうの慣れてないの!」
シャッ
〇〇「終わった…」
山田「絶対大丈夫」
〇〇「見たくない」
山田「じゃあ最後」
機械音声「ハートポーズをしてください」
〇〇「なんで!?」
山田「攻めてくるな」
〇〇「スタッフ絶対笑ってる」
山田「聞こえるもん後ろ」
〇〇「もういいや!」
勢いでハートを作る
シャッ
〇〇「終わったぁ…」
山田「お疲れ」
〇〇「魂削られた」
山田「大袈裟」
〇〇「いやほんとに」
プリクラが印刷される
〇〇「……」
山田「どう?」
〇〇「え、待って」
山田「うん?」
〇〇「盛れすぎ」
山田「そこなんだ」
〇〇「プリクラすご」
山田「〇〇普通に楽しんでるじゃん」
〇〇「ちょっとだけ」
後ろから女子高生たちの声が聞こえる
「え、待って」
〇〇「……」
山田「来た?」
〇〇「来たかも」
「え、似てない?」
〇〇「やばいやばいやばい」
山田「落ち着けって」
〇〇「無理!」
女子高生A「え、絶対そうじゃない?」
女子高生B「待ってでも違うかな」
〇〇「お願い気づかないで」
山田「声抑えて」
〇〇「山田くんの方が危ないって」
女子高生たちがちらちら見る
山田「歩こう」
〇〇「うん」
できるだけ自然を装って歩き出す
〇〇「自然って何」
山田「知らない」
〇〇「今絶対挙動不審」
山田「ちょっとね」
〇〇「ちょっとなんだ」
後ろからまた声が聞こえる
女子高生A「え、〇〇ちゃんじゃない!?」
〇〇「うわぁぁぁ」
山田「バレた?」
〇〇「若い世代早いって言ったじゃん!」
山田「走る?」
〇〇「走ったら終わり!」
女子高生B「え、でも山田涼介いる!」
山田「セットで来た」
〇〇「最悪!」
女子高生たちが盛り上がり始める
〇〇「どうするどうする」
山田「とりあえず出口」
〇〇「うん!」
早歩きでゲームセンターを出る
スタッフ爆笑
〇〇「笑ってる場合じゃないって!」
山田「普通にバレたな」
〇〇「しかもプリクラ直後!」
山田「タイミング悪すぎ」
スタッフ「判定ですが」
〇〇「はい…」
スタッフ「完全に名前が出たので」
山田「うん」
スタッフ「ミッション失敗です」
〇〇「うわぁぁぁ!」
山田「終了?」
スタッフ「終了です」
〇〇「早いって!」
山田「でも結構耐えたよ」
〇〇「いや若い子ほんとすごい」
山田「〇〇の気づかれ方すごかったね」
〇〇「“空気感で分かった”って感じだった」
山田「存在感あるんだろうね」
〇〇「嬉しいけど今日だけはいらなかった!」
山田「でも面白かった」
〇〇「楽しかったけど悔しい」
山田「またやる?」
〇〇「次もっと田舎で」
山田「場所頼り」
〇〇「都会無理!」
コメント
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あーもうめっちゃ面白かった!!😂💕 変装してるのにオーラ隠せてない山田くんと、緊張しつつも自然体な〇〇ちゃんの掛け合いが最高すぎたww プリクラのハートポーズで勢い余るとことか「田舎でリベンジ!」って締めも可愛くて、もっと見たくなっちゃうよ〜😭💖 次回も楽しみにしてるね!!🌸