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私は、すべての人が対等に、平和に暮らせる社会こそが「明るい社会」だと考えている。具体的には、身体的な障害があっても、足や手、目や耳に不自由があっても、誰もが居心地よく生活できるユニバーサルな社会であるべきだと思う。誰もが尊重され、互いの違いを認め合いながら共に生きるような社会が理想だ。しかし、現実にはそうした理想とは裏腹に、犯罪行為や非行に走る人が少なくない。私はそれが、周囲の影響や環境によって引き起こされているのでは、と考える。特に、身内に不幸があったり、社会に対して不満や絶望を抱える人たちが、悪い方向に流されやすいと思う。
誰かのせいで大切な人を失ったと感じたり、自分が損をしたと考えることで、心に深い傷が刻まれる。その怒りや悲しみは、心の中で渦巻き、やがて制御できなくなることがある。そんなとき、人は「悪い方向へ走ってしまう前に立ち止まる」ことが難しくなる。では、なぜ立ち止まれずに走ってしまうのか。その理由を私は心を「コップ」、感情を「水」に例えて説明する。
心というコップは、その人の内面の器である。生まれてからの経験や環境、受けてきた傷によって形や大きさが違い、無傷なものもあれば歪みやひび割れを抱えたものもある。このコップに注がれるのが感情という水である。喜びや悲しみ、怒りや恐怖など、たくさんの種類の感情の水は、コップの形状によって受け止められ方が変わる。どこにも欠点がないきれいなコップは感情の水をバランスよく受け止め、溢れ出すことなく満たされる。しかし、傷つき歪んだコップは感情の水をうまく受け止められず、怒りや憎しみの水が多く注がれるとコップの中の水は濁り、こぼれ落ちてしまう。こうして心は満たされることなく、渇いてしまう。満たされない心はさらなる感情の水を求めるが、形の悪いコップはいくら注いでも満たされない。逆にこぼれ落ちる水は増え、その水は本人だけでなく周囲にも悪影響を与える。感情の波に流れてしまい冷静な判断ができなくなった人は、自分や他の人を傷つける行動に走ってしまう。心のコップが壊れているため、感情を正しく認識しコントロールすることも難しくなるからだ。
このように悪い方向へ走ってしまう根本原因は、心のコップが健全でなく、感情という水を受け止められないことにある。だから、社会や私たち一人ひとりが、そのコップの修復しなければならない。過去の傷を癒やし、歪みを正しくし、澄んでいてきれいな感情の水が注がれるように心の器を整えることが必須だと思う。そのためには、信頼や理解に満ちた環境を作ることが大切と考える。身内の不幸や環境への不満があっても、誰かに話を聞いてもらい、心の痛みを共有できる場所があれば、渇きは癒やされ、悪い感情のこぼれ落ちる量は減るだろう。
つまり、「明るい社会」とは、誰もが自分の心のコップをきれいに保ち、感情の水を受け止められるような支え合い、ユニバーサルの社会である。そうした社会こそが、犯罪や非行といった悪い方向への流れを防ぎ、真に平和で居心地の良い世界を実現できると私は考える。
というか
そうなってほしい。
私の推しのシャルナークさんに向けてにも言ってるし、悪いことする奴らにも言ってるし
私と同じような環境で育った人にも言ってるし
優しい心を持っている人にも言っています。
(ちょっと今日嫌なことがあったので書いてみました)