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「今日からお前らの担任になる松谷純治です」
え、それだけ
と思っていたら
「先生ーそれだけですかー?」「彼女いますかー?」「先生身長いくつー?」「まっちゃん先生って呼んでいいです?」~~
と質問の嵐
すると先生が
「1年間よろしく」「恋人は秘密」「身長は186」
「呼び方は好きに」~~
と一つ一つにかえしていく
「身長たかー」「恋人秘密って絶対いるじゃん」
とそれに反応していく
教室は一気に盛り上がっていく
こーゆー雰囲気は苦手
まぁ、なんやかんやで初日終了。
放課後は部活見学やらなんやら。
気になる部活を何個か見終わったあと
屋上に向かう
ラッキー空いてる
と思いつつ扉を開けポケットから〝それ〟を出す
カチッと音を立てる
罪悪感はない。と思いつつ肺が重くなって呼吸が荒々しくなる
しかしもう一度口へはこび肺が重くなるのを感じると心が和らぐ
「八宮の優等生が」「落ちこぼれ」~~
嗚呼、うるさい
うるさい、うるさい
と何度も心に唱えながら〝それ〟を吸うのは辞められなかった。
「おー、初日から問題行動か?笑」
しまった。誰かいた。いや、今来たのか?
と思いつつ後ろから飛んできた声の主を見る
松谷先生…。
「俺にも1本くれ」と手を出す
はいと荒々しく先生に渡す
後で生徒指導ですか?と聞く
すると先生は
「いやー、めんどくさいしいいよ」
え?俺〝タバコ〟吸ってたんすよ
指導じゃないんですか?