“あなたに好きな人はいますか?”
と聞かれた。
“います”
と答えた。
“それは誰ですか?”
と聞かれたので、
“それは君です”
と言った。
“それは何故ですか?”
と聞かれたので、
“それは優しくて、笑顔が素敵だからです”
と言った。
すると、君は俺に顔を近づけてこう言った。
“ばーか。わかってるよ”
と顔を赤くした。
“可愛い”
その一言で君は笑顔を見せる。
その姿が本当に愛おしい。
最後に俺が質問をした。
“君の好きな人は俺ですか?”
…と。君はこう言った。
“わかってるくせに”
そう視線をそらすので、
“言ってくれないとわからないよ?”
と言った。
そして君は、俺の目を見て恥ずかしそうに、
“それは…若井滉斗…あなたです…”
と言ってくれた。
俺はそのあと強く抱きしめた。
ちゃんとキスもした。
ベッドに二人だけのアトを残して。
二人だけの夜にして。
コメント
2件
なんでこんなに上手くかけるのでしょうか(?)
更新されてた作品見ました!どれも好きすぎる、次の作品も楽しみにしてます!!