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『才能』
#brkr
kr「また、学年一位…。」
mob1「え!!きりやんまたテスト学年一位じゃん!!才能ありすぎ!!!」
mob2「きりやんってまじで才能あるよな〜w」
kr「はは…笑、ありがとう。」
…才能、ね。
…
…
…
kr自宅
kr「はい、今回のテスト。今回も学年一位だったよ。」
kr母「あら〜凄いじゃない!!なんか才能あるんじゃないの、笑」
kr「はは笑、そうかもね。笑」
…また、才能。
…
…
…
kr自室
才能なんかじゃない。
俺は才能なんかで学年一位なんか取れない。
周りの奴らが本気で褒めてくれてるのなんか知ってる。
でも、『才能』って言われるたびに
あぁ、俺の‘’努力”」は無駄だったんだなって
こんな考えになってしまう自分が憎い。
最初はただ問題が解けるようになっていくのが
楽しかっただけだったのに。
いつからだろう。
周りの目を気にするようになったのは。
周りのプレッシャーを感じながら、
少しずつ何かをすり減らしながら、
苦しい勉強をしてなんの意味があるのだろうか。
うざい。
うざい、うざい!!
みんな死んで仕舞えばいいのに。
…
…
…
翌日
廊下
kr「…。」
kr(教室…入りたくねぇな。)
kr(…もう、いいか。)
サボろう。
何もかもどうでも良くなってきた。
どこへ行こうか。
………………….。
屋上
kr(屋上…初めてきたなぁ…)
風、気持ちいいな。
「あれぇ〜?先客がいる〜!!」
ビクッ
kr「だれっ!!」
br「僕はぶるーくだよぉ〜」
br「君、きりやんくんだよね、笑」
kr「なんで、知ってるの…。」
br「知ってるよぉ〜毎回テスト学年一位ですごいなぁ〜って思ってるもん!!」
kr「…才能が、?」
…俺、何聞いてるんだろう。
br「ん〜?いいや〜?」
br「僕、君に才能があるようには見えないよ。」
初めてそんなことを言われた。
kr「あっそ。嫌味?」
kr「こっちのことも知らないくせに。バカが変なこと言うなよ。」
br「、」
br「ちょっとぉ〜!!酷くなぁ〜い?」
br「バカもバカなりに悩みあるんですけど!!」
br「それに、嫌味じゃないよ。」
kr「…は、?」
br「やんさんのはきっと、才能じゃなくて努力だと思ってるから。」
やんさん…って
馴れ馴れしすぎだろこいつ…。
br「やんさん?」チラッ チラッ
…ツッコむのもめんどくさそうだからいいや。
kr「あっそ…。」
br「僕、勉強嫌いすぎてずっと逃げてきたから、」
br「ずーっとバカにされてきて、、ヘヘ」
br「バカにはバカなりの悩みがあるんだよ。」
kr「…ごめん。」
br「あはぁ〜笑、いいよ〜別に!!」
br「僕も君の悩みは理解できない。」
kr「…………。」
カシャン(フェンスに寄りかかる)
kr「ちょッ、危なi「ねぇ、きりやん。」
kr「…なに、」
br「僕と一緒にどこか行かない?」
kr「は…?」
br「どっか遠い場所。」
kr「…。」
br「行き先はどこでもいい、どこか行きたい場所があるならそこに行こう。
ここから一緒に逃げよう?」
kr「逃げるって…。」
br「僕はバカだから、」
br「勉強もできないし、努力も大っ嫌い!!」
br「だから逃げる!!」
kr「…そんなの」
br「きりやんも少しは逃げていいんだよ。」
br「ねぇ、僕と自由になろうよ。」
br「僕、地球(ここ)が窮屈で仕方ないの。」
br「だから、一緒に行こう?どこか遠くへ。」
kr「…。」
こんなの、本当は間違えてる。
多分頭では理解してる。
でも、今の俺にはbroooock(こいつ)の提案が
とても魅力的に思えて仕方がなかった。
kr「……提案したからには、途中で放棄すんなよ」
br「…!!!」
br「もちろん!もし放棄したら殺してもいいよ」
kr「言葉に重みがないのは才能か…?笑」
br「かもね、笑」
br「きりやんは僕を殺すための努力する?笑」
kr「いいや、?ぶるーくはきっと俺 の期待を裏切らない。」
br「…笑」
br「根拠は?笑」
kr「ない。
ぶるーくを信じる才能があったって思っとけ。」
br「あっはぁ〜笑」
br「了解〜笑」