タイトル
「すみません」
「すみませ〜ん」
「おーい」
「ッ…!!」
耳元で叫び声が聞こえた。
吃驚した。上を見上げると大女が…あ、ぇ…小さい…
見上げた先にいたのは小学生くらいの女の子だ。
「は……い…?」
「さっきからアタシが話しかけてあげてんのになんで無視すんのよ!!」
「え?あ、…ごめん!!てっきり君が違う人に声掛けてるのかな〜って思ってさ」
「ふーん。」
「ごめんね?」
「あんた何歳」
「14だけど…」
「なんだ。1個上か」
「え?」
やばい小学生だと思ってた。良かった〜…口に出さなくて…
「何」
「ごめんごめん何でもないよ。よろしく」
「あんたなんか暗いね」
「そうかな?!笑笑」
「なんかあったんでしょ」
「何も…ないよ」
「あっ…わかった!余命が近いとか?爆笑」
「そうだけど…なんで分かった?」
「余命、あとどれくらい残ってんの」
「1年だよ」
「ふーんいいじゃん」
「何が笑笑」
「1年もあって!!羨ましい…私、」
「あと30日しか余命ないんだから」
「え」
「だから…365日も余命があるあんたが羨ましい!」
「あ、因みにですが正式にはあと余命361日です」
「あんた名前は」
「雨嶺だよ」
「女臭い名前ね。まぁよろしく」
「そこまで言わなくても…」
こうして
… 名ずけて余命仲間 との生活が始まった!!
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