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絵を描くのが久々すぎて上手く描けないです。定期的に書いた方がいいんですかね、やっぱり。
不破にいの絵を描きたいので練習します。漫画にも挑戦したいですね。
それではいつかあげる漫画に関係あるかもしれないお話を楽しんでいただけると幸いです!どうぞ!(伏せ字があってないかもしれないです&方言がわかんなかった)
ki「遊征っ!」
ns「お前はまだ死んじゃいけないんだよ!」
何でお前らが俺より辛くなってんだよ。
俺達は結構仲が良い自信がある。だからと言って、そんなに辛くなる必要ないだろ。いや、辛くなってくれないのはもっと悲しいけどさ。
kt「大丈夫だって…俺、お前ら残して死なないからさ」
お前らはきっと俺がいないとダメ、なんて事は無いと思う。けど、俺がまだお前らの隣にいたい、なんてわがままだけど。
ki「絶対に助けてやるからな、お前は生きることだけ考えてろ」
魁もネスも優しいからいつも助けられてたよ。その優しさの半分もまだ返せてねえのに。そんなに簡単に死ねないよ。
でも、神様ってそんなに優しくないんだな。
視界がぼやけてく。魁の顔もネスの顔もよく見えない。
その時分かった。
『あぁ、俺死ぬんだな。』
途切れ途切れの2人の声が耳に届く。
ki「…せい!…って…い!」
ns「…死ぬな!…るんだよ!…み!」
こんな死にかけの俺の声が届くかどうかもわかんないけど。お前らなら聞き取ってくれるって信じてる。
kt「ーーーーーーーーーーー。」
ns「ッ!」
ki「馬鹿やなぁっ…お前は…」
もうお前らが泣いてんのかもよくわかんないよ。でも、出来ることならまたお前らと一緒に笑いたい。一緒にコラボ配信して、一緒にゲームとかラジオとかやって。
やり残した事、やり直したい事、まだやりたい事って考えると結構残ってるし、沢山あるんだな。
死んだとして後悔は残りまくっちゃうよ、神様。だからもう少し、俺の後悔が無くなるまで生きさせてくれませんか。俺の最後の一生のお願いです。
ki「ッ…」
自分の目からこれまでに無いくらい涙がこぼれ落ちる。隣のネスも見た事ないくらい泣いてた。
そっと遊征の手をとる。いつもの温もりはなくて血の色に塗れた手は冷たかった。
ki「ッ⁉︎まだ脈がある…」
ns「えっ…?」
ki「…絶対に助けてやるからな、遊征ッ!」
お前は俺らがお前なしでいつも通りやれると思っとるんか?そんな訳ないに決まってんだろ。お前は俺らの事残して死なないんだったら必死で生にしがみつけよ。
ki「ネス、救急車呼んで」
ns「今呼んだ、北見が助かるんだったら何でもするし」
ki「しばらくは何とか理由つけて遊征は活動停止にせんと。ファンにはバレないように」
ns「俺、事務所戻って北見のマネさんと話してくる」
ネスが事務所に向かったあと、しばらくして救急車が来た。
救急車の中、遊征の瞼が一度でも開くことはなかっちゃけど、ずっと握っていた手を弱々しい力で握り返してくれた気がしたのは気のせいかもしれんけど、それでもまだ生きてるって分かったけん、安心した。
ki「…大丈夫や、絶対また一緒に飯食いに行けるから」
その瞬間、遊征の声で
「当たり前だろ、俺はまだ死なないから」
と聞こえたんはきっと気のせいじゃない。
ピーッ、ピーッ…
聞き馴染みのない音が耳に入る。
ここは明らかに知らない場所。
白い天井に、点滴のチューブ。
あぁ、俺助かったのか。魁やネスのお陰で。
でも明らかに普通の病室と違うことくらい俺にだってわかる。
明らかに一般病棟のベットのサイズじゃない気がする。それに、一般病棟ならもっと見舞いに来る人がいる。でも、俺の近くの椅子に座って寝てるネスと魁しかいない。マネさんも先輩達の姿も師匠の姿すらない。
集中治療室。それが俺がいる場所だと思う。
集中治療室は確か一刻を争う人が入る場所で、面会は2人まで。
きっと師匠やマネさん達は2人が面会に行って、自分達は元気になった北見遊征に会えれば良いとでも言ったんだろう。
kt「ねす…かい…」
聞こえるか聞こえないかわからないような声で2人の名前を呼ぶ。もちろん聞こえるはずもない。だけどネスは寝てなかったみたいで、人工呼吸器がついた俺の口の動きだけで、涙を溢しながら笑って
ns「どうした?」
と話しかけてきてくれた。
ネスの声で起きたのか、ネスと同様、寝てなかったのかわかんないけど魁も涙を目一杯に溜めて
ki「ちゃんと隣におるからな」
といつも通りに接してくれた。
kt「おれ…ふたりのこと…ちゃんと守れた…?」
ns「北見がいたから俺らは傷ひとつないよ」
kt「あのとき…いたおんなのこ…げんきしてる…?」
ki「お前が手術受けてる間にお母さんと一緒に手紙と『ありがとう』って言葉届けに来てくれたけん。『お兄ちゃんが守ってくれたから今も元気に学校行けてるの!ありがとう!』って」
正直怖かった。誰かの命のために自分の命を失うのは。でも誰かが必ず助けようとしてくれるから。だから今生きてて、感謝もしてもらえる。
本当に幸せな人生歩んでるなぁ…
kt「かい…ねす…。あのひいったこと…おぼえてる…?」
ki&ns「…『お前らの隣で笑えた事が嬉しかったし、楽しすぎたんだよ。だから、死んだら俺の事はすぐ忘れてよ。俺なんかよりもっと良い人見つけて、その人と一緒に笑い合って泣いてよ』…」
kt「あれとりけし…。やっぱり…」
『お前らの隣で笑うのも泣くのも俺でいたいから。絶対忘れないでよ』
ki「当たり前。俺らの隣はお前のために取っといてあるんだからな」
ns「北見遊征っていう人物以外が隣にいるのはちょっと想像できないから」
kt「ありがと…」
神様、俺の最後の一生のお願い叶えてくれてありがとうございます。
助けて頂いたこの命、ずっと大切にして生きていきます。
今度は2人のお願いも叶えてやってください。そして2人の命がピンチになった時、助けてやってください
俺の大切な2人の仲間の一生のお願いと2人の命をどうかよろしくお願いします。
end___。
いかがでしたか?
今回は少しドラマを含めて書かせていただきました。伏字も方言もわからないまま書いたので分かりづらいとは思いますが。
遊征くんはこんなイメージが強くて、魁星くんやネスくんが遊征くんがいないと空元気というか笑顔を忘れてしまいそうなイメージが3SKMにはある。
それでは今回も読んで頂きありがとうございました!次回もお楽しみに!