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短編集を作りました!
若井side
「…やっちゃったッ」
最後のヒートから3ヶ月
暑く溶けそうな感覚が身体中に広がり、脳が蕩けそうになる
時計の短針が1と2の間を、長針が5を指している
元貴は長時間の仕事で日を越すと聞かされてはいるので未だに快楽を乗り越えられない
身体の暑さで目が覚め、気づいた時にはもう遅く、心から快楽を欲しがっている
制御剤など持ち合わせておらず、運悪く手の届くところにない
「やッ…むりっ…」
お気づきの通り俺はヒエラルキー最下位、社会的弱者のΩ
死ぬほど苦しい思いをしながら元貴の部屋に向かう
「ふッ…は…ッ」
元貴のクローゼットを強引に開け片っ端から元貴の匂いがする服を引っ張り出す
「もぉきッ…もときぃッ」
元貴のベッドで元貴の服を散らかし、元貴の匂いに包まれ快楽に浸る、巣作りなるものをする
腹部あたりが熱く、気分が悪くなるほど奥が疼く
「も…きッ、んッッ」
そう元貴の顔を考えながら自身で自身を快楽に誘い出すため手を後孔に持ってゆく
「ただいまぁ〜」
あれから数分、玄関から聞きなれた声が聞こえる
「え、ちょ、すっごい甘い匂い、」
「若井〜?どこ〜?」
その言葉がだんだん近く聞こえ、部屋の扉が開く
「…おっと、」
「可愛いことしてくれちゃって…」
「番で良かったね、こんな濃いフェロモン、お隣さんとかに襲われちゃうよ」
元貴と俺は番、なので俺のフェロモンは元貴にしか反応しない、不幸中の幸いだろうか
「もぉきッ…はやくいれてッ」
「ごめん、苦しいよね」
そういいがちゃがちゃと乱暴にベルトを外し俺に被さる
俺を見る元貴の目はまるで狼で、今にも食べられそうで息が詰まりそうになる
「中は解れてる?」
「さっきッほぐした…ッはぁくッ」
「ごむしてからいれて…ッ」
「そんな急かさないでよ」
「んん”ッ♡もろきッ♡♡ひんじゃッ」
「おかしくなりゅ”ッ♡♡」
元貴が手を首や乳頭に漂わせくすぐったさが快楽と切り替わり体を刺激してゆくが、同時に元貴が腰を打ち付けてきて自身の腰が跳ねる
「もぉきッイったばっかッぁ!♡♡ 」
「やらッめしゅいきしちゃうッ♡」
「いいじゃん、そのまんま女の子になっちゃえば?」
「もときはッ…おんなのこの方が…っすき?」
そう言うと元貴の腰が動きを止める
「俺は、若井が好きだよ♡」
そう耳元で囁かれる
「ん” ッ!?」
「ははッ、腰めっちゃ動いてるよ?」
「今の若井、」
「すっごいえっち♡ 」
「ひぁッ!?♡♡」
「もぉだめッ、ほんっと可愛い」
そういい元貴が動きを早める
「これ、結腸行ったんじゃない?」
「あ”…んッ、んぁ 」
もうあっという間に喉も枯れ声があまり出ない、でもΩの本能がまだ快楽を求めている
「若井ッ…出してい?」
「うぇ”ッ!?ごむっ、してないのっ」
「俺が素直にすると思いました?」
そうにまにまとした顔で俺を見つめる
こいつしばいてやろうか
「むぃッ、あかちゃんッれきちゃうッ♡♡」
「いいじゃん、孕んじゃえ」
「ばかぁッ、もぉきのくじゅッ♡♡」
「そんな呂律ぐちゃぐちゃで言われたら興奮するだけだよ」
「んッ、出す」
そう言われ下腹部に熱い液が流れてくる
「んぅ”ッ♡、ばかッ♡♡」
「安心しな、番として、恋人として責任とったげる」
そういい俺の額に口付けをする
あれから数週間たったある日
「もとき、今いい?」
「ん、どしたの?」
「これ」
そういい赤色の線が入った妊娠検査キットを元貴に突きつける
「…」
ぽかんとした顔、そうなるということは踏んでいるので混乱はしない
「え、これ正直になっていいやつ…?」
「…うん」
突き放されるだろうか、でも、番は死ぬまで解消されないものだし…
「めっっっちゃ嬉しいッ!!!」
「ありがとッ!!わかい!!!」
「…なんで喜べんの?」
うちの番、能天気かも
雑談部屋の方でも募集したのですが
質問コーナーがしたいのですよ
こっちのコメントにででも良いので私に聞きたいこと教えてください😊
例…🍏で好きな曲はなんですか?
🍏以外の好きなアーティストは?
🍏に関係しないものでも大丈夫です!好きなアニメ、本は?オススメの文房具は?などなど…
個人情報でなければお答えできる範囲で答えさせていただきます〜
おひとり様何個でも質問していただいて結構です!沢山応えたいのでね