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私……🏴=🇬🇧の父として捉えてます。しかも、これ結構「繋がり」があるので……ね?
貴方が生まれたのは、当時一族が私、スコットランド、ウェールズの3人だった時の頃。その時の貴方は……本当に可愛らしくそして、私は誰よりも貴方を愛おしく思っていた。
一族の皆から可愛がられ、学問などを教わり、時に我儘で時に好奇心旺盛な貴方は、そこから少しずつ成長していた頃……
あの戦争が起きてしまった。一族の楽しい時間を奪った「百年戦争」……貴方は、我が一族の為に戦いたいと私に何度も何度も言って来た事……今でも覚えていますよ。
私は、反対したが貴方はどうしてもと願っていたばかりに、やむを得ず貴方を戦場に行かせてしまった。幾ら、成長してたとは言えど、親としては不安でいっぱいだったのですよ?
そして、貴方が戦場から帰ってきた時……私は貴方が無事である事を大変嬉しく思い、貴方を強く抱き締めた思い出が今でもたまに覚えています。
そこからまた、あの日常が戻って来ました。
貴方のお陰で、一族に平和が訪れました。貴方には、とても感謝しています。
その後は、平和と戦争の繰り返しでしたが……貴方のお陰で一族は安泰でした。
でも、時に戦争に敗れてしまった時もありましたね……あの時の貴方は、軍服があちこち破けてたり、燃やされてた跡があったり……
身体には、浅いながらも傷が沢山あって……私は、貴方が帰ってくれただけでも大変嬉しかったです。
そして、時代は流れ……欧州の各国が太平洋や大西洋等と言った「広き世界」へと向かおうとしている時……貴方はちょうどその世界に対して憧れを抱いていたのを知ってましたよ。
私は、「貴方が行きたい道があるのなら、その道に進めばいいじゃないですか?」と言ったら、とても輝かしい笑顔を私に見せてくれましたね……本当は……貴方を外の世界なんか……
そこから、しばらくして……産業も発展していった中、我々一族に新たな者が入ってきました……「北アイルランド」と言う者でした。
それから、更に更に発展を増していきつつ新たな領地(植民地)を発見したり……貴方の……いいや、一族の成長は止まることを知らずに更に成長していきました。
終いには、世界の殆どを支配できるようになりました。昔は小さな領地しかなかったのに、今や貴方のお陰でここまで成長しました。
だけど、物事はそう全て必ず上手くはいかないのは知っていたのに……それすら忘れて、油断していました。
貴方の息子のアメリカの独立戦争です。
しかも、まさかのあの人も加わっていたなんて……思いませんでしたね。私はきっと勝てるだろうと思いましたが……貴方を過信しすぎた所為か……貴方は負けてしまった。
まさか……それをきっかけに少しずつ……少しずつ……力が衰えて行ったなんて思いませんでした……
それから、時は更に流れ2つの世界大戦……社会主義と資本主義の対立・冷戦……冷戦後で特に中東アジア地域の紛争……アフリカの独立……と列強が必要とされなくなった時代へと流れて行きました……
我々の一族も例外ではありませんでした。先程も言った通り、アメリカの独立によって立場や強さが衰え……世界大戦を止めるリーダーとなり、そして恐慌を世界にまで広めた張本人でもあり……冷戦では資本主義のリーダーとしてもソ連と対立していました……
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今や、アメリカを中心として世界はまわっている……昔は我々一族を中心としてまわっていた世界を……貴方の息子によって奪われました。
今は……貴方の息子は自立し、我々一族の元へ離れていきました。
でも、イギリス……貴方はあの子とは違いますよ?貴方は……まだ……まだ私の一族から離れてはいけません。貴方は、まだ……私の「理想」とした息子にはなっていないのですから……
貴方は、昔……小さかった頃を覚えていますか?貴方が何度も何度も……失敗をしたり我々一族の掟を一つ破ってしまったり……反抗をする態度を見せてきたり……そして、私の言う事さえ聞いてくれなかったり……
そんな貴方を自立させる訳にはいかないのですよ。まだ……貴方は完全に「成長仕切った大人」ではないから……貴方は……昔から変わらない「幼い子供のまま」なのです。
そして、貴方が数々の戦争に勝てた理由は……貴方の実力が合って成り立ったものではない事も分かってください。
あの時……そう初めての戦争の時から……私は貴方が勝つよう……色んな工夫だってしてきた事は知らないでしょう……
何故なら、敢えて教えない方が貴方は……更に自分の力の強さを「自覚」(実際は🏴によって錯覚させられている)させやすくしたのですから……
そういうのもあって……私は貴方の自立を認めませんし、そもそも自立はさせてやらないつもりで私は貴方に……「アイ情」を注いでいるのですから……
もし……我々の元から離れようとする行動をするのなら……私は貴方に対する「罰」の手段は選びません……貴方が分かってくれるまで……何度でも何度でも与えてあげます。
だから……そんな真似は決してしないように……
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この英国紳士を育てた父親イングランドは、常に息子に執着的な「アイ」を与えている。
そして、彼は自分が「アイというなの束縛、不自由、執着」を息子に与え続ける「狂った下僕」となった事を気づかず……
今でも息子(イギリス)に「アイ」を与え続けている……
これがいつまで続くか……
いつまでこの「支配」を終わらせるのか……
それは……イングランド自身にしか分からない……