テラーノベル
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van×rdo
口調が違うことがあります
また、r18要素はありません
地雷の方は自衛お願いします
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俺は青井らだお
警察をしている
警察といえば忙しそうと思う人が
多いと思う
実際のところ確かに忙しくはあるけど
それ以上に楽しい
しかし、数日前の大型から
徐々に犯罪が減った
それどころか今日は昼過ぎにも関わらず
犯罪の一つもない
犯罪が起こらないことはいいことだが
警察側としてはとても暇だ
暇でもいいがなんと言うか
刺激が欲しい
「聞いてますか?らだおさん」
「私はギャングの貴方が
一番お似合いだと思うのですが、、、」
先ほどから後ろをつけている 彼、
ヴァンダーマーは「MOZU」と言う
ギャングのボスである
ずっと俺をギャングに勧誘してくるが
あいにく俺は今の警察という職業を
辞める気はない
「無視はひどくないですか?」
「俺はギャングに入る気はないよ」
「やっと話しましたか」
「ギャングに来ませんか?」
「貴方なら歓迎しますよ」
このボス、
さっきの返答聞かなかったことにしたな
「早くこちらに来ません?」
「いかないって言ってるでしょ」
「でも本音を言えばギャングに
興味があるのでは?」
その一言にびくりと肩がはねる
確かにギャングというものに
興味はある
警察が副業として何かするのは
問題ないだろう
だが、警察という立場上
ギャングをすれば汚職になってしまう
それにかつての仲間を
敵にするのは気がひける
「やはり興味があるのではないか」
「汚職する気はないよ」
「ギャングに入らない、 犯罪はしない と
言っているがギャングが嫌とは
言われてない」
「それならまだチャンスが
あるのではないか?」
「どういう理屈」
彼はとにかく俺をギャングに
引き込みたいらしい
まぁ、入る気はもちろんない
「貴方は犯罪をしなければ
白市民という考えだったね」
「そう、、、ですね」
「なら入るだけでいい
それなら白市民だろう」
「それは犯罪に行くのを黙って見送れと」
「そんな感じだな」
「犯罪行為の加担は汚職だよ」
「これは加担に入るのか?」
「止めないということは
加担になるんじゃないか」
ぶっちゃけそこら辺の話はよくわからないが
いじめられてるとこを見て
見て見ぬ振りはいじめに入ると
言うだろうそれと同じだと思っている
「そうか、汚職しないでギャングに
来るのは無理なことなのか」
「それなら誘うのも難しいな」
「そーです」
「早く帰ってくださいよ」
「なぜ早く帰らなければならないのだ?」
「え、いや、その」
「最近は犯罪が減っていると感じる」
「それに長らく一緒にいたが
暇そうにそこらを歩いていただろう」
「相手が暇なのになぜ帰らされるのか」
「暇そうに見えて結構忙しいの」
まぁ、嘘だ
確かに暇だ
それどころか刺激を求めていたが
こんなじわじわ来るような刺激はいらない
こう、なんかどどーんと来るような
刺激が欲しかったんだが、、、
「今日のところは帰ろう」
「だが、諦めたわけではない」
「また迎えに行こう」
「はいはい、来なくていいです」
無事に彼は帰ったようだ
それにしても俺が欲しいだなんて
徐々に顔の温度が上がっていく
幸い顔は隠れてるので
慌てることはない
深呼吸をして落ち着かせる
「迎えに来るってどっかの王子かよ」
そう、ぽつりとつぶやいた途端
一つ通知がなった
犯罪の通知だ
「ヴァンさん帰すの頑張った後にかよ」
とりあえず目的地まで向かうことにした
警察のほとんどが暇だったはずだから
今回のはすぐに終わるだろう
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どうも、”さざざ”です
ここまで読んでくださり
ありがとうございます
お楽しみいただけたでしょうか?
リクエストは常に募集しております
できることならこの小説の
口調など指摘してくださると
とても勉強になります
なお、投稿については不定期です
それでは
また次の話で、、、
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