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私みたいな人が沢山いる所に行ったんだ。
ここなら大丈夫、ここなら私の悩みも受け入れてくれる。そう思ったんだ。
「虐められたり、虐待受けてる訳じゃないんです、ただ…ーーが辛くて」
私で終わる、この会話。
既読の数だけが増える、虚しさ、苦しさ。
「親に虐待されてて…」
「クラスの人から虐められてて…」
そんな悩みで埋もれていく、私のちっぽけな悩み。健常者の、ごく普通の悩み。
「いじめ、ツライよね」
「大変だったね、今まで頑張ったよ」
読めば読むほど、苦しくなる。私ではない彼らに向けられたこの暖かい言葉。
なんで、なんで、私じゃないの。
ズルいよ、ずるいよ。
私の時は誰1人話なんて聞いてくれなかった。
貴方たちだけ話聞いてもらって、慰めてもらって。辛いって認めてもらえて。
さぞかし、嬉しいでしょうね、救われたでしょうね。
そんな真っ黒な考えが、私を染めた。
こんな私、いらない。