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ちす、ちゃんと見てね
注意,この作品には以下のものが含まれます
・異能パロ?
・死ネタ
・バッドエンドかもね
・口調下手くちょ
あとえっちくありません!
知らないことがいっぱいあります、検索避けなどもやれることはしています。
それでも出来ていないのであればコメントでご指摘宜しくお願いします
ちなみに、とある人の作品を見て、これを作ろうと思いました。
なので多分似ていると思います、と言うか似せました
それに対し不快感を持つかもしれません。なので先に謝ります…すみません
その作品の名は「異能パロ🧣🌵」です。(かぎかっこはタイトル名に入りません)
えーでは。地雷さん、求めてるものが違う人。さようならです
それでも良いよって言う寛大な心をお持ちの方、行ってらっしゃい!
gt視点
中一の真冬頃。
「なんか俺、お前と一緒に居ると不幸になるわ
もう怖いから離れてくれん?」
「…ぇ?」
小さい頃からずっと周りを不幸にして来た
自分の意思と関係なく
「なーなー、なんか俺お前と居ると帰った後とかに
風邪引きやすいんだよね〜気の所為かな?」
「あ、あぁ…」
多分、気の所為じゃないんだ
「なーぐち〜…俺この前のガチャ爆死してさぁ〜…」
「…あぁうん、って、待っ…!!」
キキーッ!!!
「あ、ぁ…ひ、轢か、れ…!」
子供が車に轢かれた、
と言う周りの声と叫び声で何も聴こえなくなる
事故から何日かが経った頃、友達のお母さんを見かけて、声をかけようと近付いたが
「なんであの子だけ生きてるの…?
あの子が代わりに死ねば良かったのに…!」
でも、出来なかった。
「みて…?あの子なんで葬式に居るのかしら」
「ぐちつぼって言うらしいわよ、不気味ったらありゃしないわ」
「あの子不幸呼び寄せるんだって〜…
近くに居ると私たちまで巻き込まれそうで怖いわぁ、、、」
「だから○○君が、、、?」
「そうかもねぇ…イヤっ今こっち見たわ…!」
友達のお父さんが葬式に招待してくれた。
けど多分、来ない方が良かった
「俺の、所為で…」
人と居るのが怖い
この世から消え去りたい
夜中の二時、森の奥へと走り出した。
もう誰も傷付けないように、と
「はぁっはぁはっはぁはっ…!」
雪降り積もる季節、街外れに逃げる
後ろから来る街の光が薄れ始める
それと同時に走っていた速度も次第に落ちてゆく
「ぁ”〜…さみぃな〜、、、」
沢山走ったおかげで暖かくなった体が汗で冷え始める
「アー、眠い…これ多分 ダメな奴、だ、、、」
ボフッ
「あれ、?ぺいんと〜なんか寝てるよ?」
「え?!!やば!!助けなきゃ!!!」
「え〜…」
「ほららっだぁも手伝えって、!」
「はいはい…」
「この子名前なんて言うんだろ〜」
ツンツン
「ちょらっだぁ…起きちゃうでしょ…!!!」
「はあ?別にちょっとなら良いじゃんか」
「というかぺいんとうるさい」
「い〜やらっだぁの方がうるさい」
「はぁあ???」
「ん…ンアァ…?」
「あほら起きちゃったじゃん!」
「はぁ?!いやいや今のはぺいんとの所為です〜!」
「う、るせ…だ れ、だ…?」
朝目覚めると見慣れない天井に知らない人たち
「ほらぺいんとうるさいって言われてるよ?」
「い〜や絶対らっだぁに言ってる」
「いや、あの〜だれすか…?」
「ほら、らっだぁ!名前!!」
「あ、え、ども〜!らっっっだぁ、、、です☆(ピコンッ」
「えっとね、俺はぺいんと!宜しく!!」
「あ、、、えっと…俺はぐちつぼ、宜しく、だぜ…?」
「じゃあぐちーつだね!」
「え、無視?」
「ずっとベッドなのもアレだし、一回リビング行こっか!」
「それで、急に連れて来ちゃってごめんね…?
外で倒れてるのを見て、つい助けたくなっちゃってさ」
「そーそ!俺が見つけたんだぞ???」
「いや、全然有難いと言うか…」
「え、まだ無視?泣くよ?良い年した大人がギャン泣きするよ?」
「ンフッ…ww」
「あ、今鼻で笑ったな??」
楽しいな。そう、不意に思ってしまった。
あぁ、この幸せが無くなる前に早く…
「アー…俺、帰りますわ。面倒見てくれてありがとうございました」
「え?」
「えぇ、逃さないよぉ???」
「えちょ、離してください…」
「らっだぁ、離さないようにね」
「は〜い」
「離し、いやあの…!離して、離せっ…!」
「はいはいとりあえず座って〜!」
「うぅ…」
この人達と居ると、また巻き込んでしまう
そう思うと不安で早く逃げ出したかった。
「てか帰るって言ったけど、帰る場所あるの?」
「いや、、、まぁ…」
「まーとりあえず一泊だけでもいいから泊まって行きな?」
「というかなんでそんな帰りたいの?」
自分でも何故だかわからない、分からないけど
なぜだかこの人達なら 話してもいい気がした。
「…俺、実は不幸を呼び寄せる体質で
2人になんか起こる前に帰りたくて…」
「え?」
「え”、!仲間?!」
「ちょらっ、、、言っちゃダメでしょ?!」
「仲間…?」
「あ〜いや…続けてどぞ」
「ア、はい えとそれで…」
そこからは長々と話し出した。
今まで何があったか、どうしてこんな所に来たのか
気付けば自分は涙を流していた
「そっか、辛かったね」
「話してくれてありがとう、」
全部話し終わった後、俺は安心してまた眠ってしまった。
窓からの木漏れ日で目覚める
場所がリビングのソファからベッドになっていた
ぺいんとさんがベッドの側で見守ってくれていて
起きた俺を見て声をかけて来た。
「ん、あ、おはよ!」
「…らっだぁさんは?」
「ソファで寝てるよ」
そういえば昨日もこの広いベッドで寝ていた
多分2人のベッドのはずなのに、俺がベッドで寝て…やっぱ迷惑だよな…
「俺、やっぱ帰ります、」
「…んーん、ずっと此処にいても良いんだよ、?」
「大丈夫、俺達のことは良いの、
俺らの側に居れば人を傷付ける事も少なくなるだろうし」
「…?」
どうゆう事だ…?それに、昨夜らっだぁさんが言っていた
仲間と言っていたのも気になる
「んーよく分からなそうだし、言っちゃうか!
実は俺たちね、不思議な能力を持ってるんだ」
「不思、議…厨二病ですか?」
「グハッ…」
「…んじゃ、じゃあぐちーつに見せてあげよう!」
この人はさっきから何を言ってるんだろうか、と頭を掻いていると
「…解除」
フサァッ、バサッバサッ
「っ!?」
言葉にならない声が出る
背中からしっかりとした白い羽と、黒い羽が生えていたのだ
「見てこれ、カッコいーっしょ!」
「か、かっこいぃ…!」
「ぺんちゃ〜ん…なんか羽の音したけど、、、って!?」
「あ、らっだぁ。えへ 見せちゃった^^」
「はぁ?何してんの?!ww」
「アハ☆、あ らっだぁのも見せる?」
「え〜怖くて泣いちゃうんじゃない?」
正直物凄く気になった。
だから意を決して見せてもらうことにした
「あの…見たい、です…」
「えっ”」
「え〜…まあ姿見せた方が後々楽か、、、」
ボフッ
「はい、これが俺の姿 どう?ビビった?」
らっだぁさんの額から角、そして瞳の色がより濃い藍色になる
「2人共かっこいいっすね…」
そう言うと2人同士で目を見合わせ
少し驚いた表情をして笑い出した。
「ック”w」
「フッww」
「え、俺なんか変な事言いました?」
「いーや?ww別に…w」
「w、そう言ってくれると嬉しいや」
ほんわり笑った顔、多分 出会った時よりも優しい顔をしている。
「1つ聞きたい事があって、その、、、
らっだぁさんが言ってた仲間ってのは…?」
「あ〜そーだった…忘れてた」
「てからっだぁで良いよ?ぺいんとの事も、」
「、、、じゃあ次からそうします」
「いや今言って?」
「えっ、え〜…」
「別に減るもんじゃないし良いじゃん!」
「…じゃあ、らっだぁとぺいんと、、、」
「はーい良くできました〜」
「なんか恥ずいな…」
「んじゃぐちーつが気になっていることについて、教えてあげよー!」
「おー!」
「お、おー!!!」
それから2人は俺に色々教えてくれた
通常の人は持ち合わせていない、不思議な力を持っている人のことを人外、と呼ぶらしく
一部の人は人外を良いと思っていないらしい
ただその人外を捕まえて売る人が居るそうで、その人達はどうやら人外を希人と呼ぶそうだ
「だからこの言葉が聞こえたらすぐに離れるんだよ。」
「は、ハイ!」
「ぐちーつはちゃんと聞いてて偉い!!!」
「それに比べてらっだぁは…」
「はぁ?!俺は良いだろ!死なないし!!!」
「いやお前な?死ななくても
道具にされるかもって事だぞ?!」
「…確かに。で、でも俺がそんなヘマすると思いますぅ?」
「うん」
「はいぷっつ〜ん!この前ぺいんと人間に正体バレてました〜!」
「うるさ」
「ぐちつぼ君?!!」
「ッグ…ww」
話脱線しすぎじゃ?と思い一旦話を戻してもらう。
「それでね、君も僕らと同じ人外かもしんないから」
「人外か確かめよう!」
「え、あぁ、なんか急っすね…」
「もし君が人外なら、ここで匿ったっていい」
人外かもしれない。それが悪い事なのかも分からないが、怖かった
「みんな羽とか角とか生えるのに俺なんもなんないし人外な訳…」
「いーや?全然有り得るんだよ?」
「そーそー、幼い人外はそうゆうの制御出来ないから、押さえ込んだままってのもあるし」
「その所為で気付かない事も多々あるんだけどね」
「へぇ…」
「てか人外は人間から産まれることあるんですか?」
「能力を持っている人間を人外と呼んでいるだけだからね
生まれた時は人間でも、なんらかの出来事があれば人外になるし」
「へ〜、…そうなんだ」
「てかぐちーついつの間にか敬語無くなってる〜!」
「あ、たしかに」
「ふふ、あ俺仕事の準備してくるわ、じゃぺいんと!ぐちつぼ!」
「は〜い」
「え、仕事してるんだ…」
「まあそーでもないとお金なくなって色々大変になるからね」
「そっか、そりゃまぁそーか…」
急に静かになると色々と考え込んでしまう
俺はこのまま、此処にいて良いのだろうか
不明行方になった俺を探す人は居るのだろうか
「いや、居ないだろうな…」
「ん?なんか言った?」
「あ、いや」
お父さんは早くにも他界。
お母さんは日ごとに変わって行くお酒臭い男を連れて来ては、何処かへ行ってしまう、
一緒に暮らしていた兄も日に日に衰弱して行くばかり
「あ、らっだぁにこれ聞くの忘れてた」
プルルルループルルルルー
『もしもし〜?』
『人外か確かめたいから、もう用意しててい〜?』
『ん、わかった〜』
『それだけ、じゃあね〜』
ツー ツー
「じゃちょっと行ってくるね」
「?どこ行くんですか?」
「えーっとぐちーつが人間か人外か確かめるための準備」
「すぐ戻ってくるからね」
「…はい!」
pn視点
「血液が必要だからカッター、あとは血を入れる瓶か」
「あと俺の羽根も引っこ抜いて…」
「よし、じゃ戻るか!」
「ぐちーつ〜来たよ〜」
「あ想像よりも早かったわ」
「よし、じゃあカッターでちょっと指切って血液出せる?」
「ェ…?」
「え?」
「いや、血とか怖くて見れないし…!」
「へ?痛いとかじゃなくて?」
「そりゃ痛いもあるけど…!」
「採血の時どうしてたの??」
「めちゃくちゃそっぽ向いた、まあでも気絶したけど…」
「え、えぇ…そんなに?」
「そんなに」
「あーじゃあ、目瞑ってて?」
「ック…!ウッ!!!!」
「はい、終わったよ」
「、、、は、はぁ…!!!」
「はい、絆創膏」
「あざます…」
「ぐちーつがもし人外なら、この瓶に羽根を入れたとき羽と血が共鳴して血が黒く染まる」
「…」
…もしこの子が人外でも人間でもここに留ませるつもりだ。
僕を拾ってくれた時のらっだぁが僕のこと人間か人外かなんて気にしていなかったように
この子が外で経験したことは人間であっても人外であっても苦しい出来事だ、
だからここに居させたい
「覚悟決まった?」
「き、決まったぜ…」
瓶の中に羽根を入れる。数秒経つと瞬く間に血が黒くなる
「、、、人外」
「…心配する事はないよ!、僕らがどうにかするから」
「ぐちーつはどうしたい?」
「、、、」
gt視点
未だ鮮明に思い出す
「近づくなよ!不幸になるだろ」
「ほんとに気味悪い、さっさと消えてくんないかな」
「来んなよ!お前気持ち悪りぃし、お前の所為でめちゃくちゃなんだよ!!!」
「なんであの子が…!」
「はぁほんと吐き気がするわ」
「さっさと死ねよ、ゴミクズが」
「ぐちーつはどうしたい?」
帰りたくない、それが答えだ
ただそれだけのことを伝えるだけなのに言葉が詰まる
ここで静かに過ごしたい思った。傷付けたくも 傷付けられたくもなかったから
逃げて、逃げて、逃げた先がここだったんだ
やっとこの重くのしかかる苦しみから解放される、この上なく嬉しいことだ
何故だか分からない緊張の所為で出てくる唾を飲み込み自分が思っていることを口に吐き出す。
「…帰りたくない、ここで暮らしたい」
…人外の元を辿れば結局は人間だ。持っているか持っていないか、ただそれだけ
ただその不思議な力の所為で生きるのが辛くなることもある
だから身を寄せ合って生きて、森の奥の小屋で息をしている
ここに居たら、誰も何も言いやしないから
別に死のうとも生きようともしなかった俺は人外と言う仲間に 今、生命を引き留められている。
「あぁ、あったかいや…」
今日もまた、目を覚ます
目の前の光景で寝ぼけた頭がすぐに働き始める
「ぺん、ちゃ…あ、ぐち、つ…」
知らない人に連れてかれる痣塗れのらっだぁと、
赤黒く染まった羽が生えたぺいんとの死体らしきもの
目が虚で、一ミリも動かないからホンモノだろう
「1人殺っちまったが、まあいいか」
「あ、なんかガキも居んぞ?見た目は人間だな」
そう言ってデカい人が髪を掴んでくる
「お前〜、どっちだ?」
頭の中が妙に冷静な所為でぽかーっとしながら泣き出してしまう
「まあ痛めつけりゃ吐くだろ、そいつも連れてけ」
「確定で奇人と、もう1人よく分かんねえのが1匹」
「2匹とも奇人ならがっぽがぽだな」
「うーし早く行くぞ」
トラックにある箱型の荷台の中に投げ飛ばされる
地獄に行く前に見た最後の景色はドアを閉める人の影とそのドアの隙間から漏れる光だけだった
ーーーーーーーーーーー
この物語はここで終わりとさせて頂きます
ここからの先の展開はご自身で想像して下さい
話が急すぎてよく分からないという方居ますよね?(まあ伝わってた方がいいんですけどね…)
なのでぐちつぼが起きた時の状況を説明致しますと
ぐちつぼが朝目覚めると寝室で一緒に寝ていたらっだぁとぺいんとが
人外を売る売人たちに殺され拐かされって感じです…
ぺいんとはぐちつぼを守ろうとして売人達に殺されてしまいます。
らっだぁは死なないので死にたくなるほどの痛みを与えて抵抗出来なくさせてから…以下略
ぐちつぼは色々と吐かされた後に…以下略
という感じです
幸せを目一杯感じた後に来る不幸が良いですね
ちなみにぐちつぼの本当の異能は人の幸運を吸うと言うものです
吸った幸運は養分になり成長の糧となる。
その幸運も使うことも出来ましたが、制御の出来ない幼子はそんなの出来ませんでした
彼自身は不幸を呼び寄せる体質と言ってましたがあながち間違っていませんでしたね ♪
少し語りすぎましたかね…
まあ、この続きを作ることはないと思うので、次回作をお楽しみに〜
コメント
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参考にした作品名 異能パロ🧣🌵じゃなくて 🧣🌵異能パロでした…!ごめんなさいぃ…!!!