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Konatsu
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「タイキ今日おれんちこない?」
『え、行きたい』
「ゲームしよ」
『いいよー』
(かわいいなぁ)
無邪気な声のタイキに微笑むルイ。
いつもの流れ。レッスン終わりにお互いの家を行き来するのが定番になっていた。
今日もいつものように2人はルイの家に一緒に帰り、ルイの部屋で2人並んで座りゲームで遊んでいた。
「タイキ、次これしよ。」
『えー、このゲームでルイに勝てたことねぇんだよ』
「いいじゃん、やろうよ」
『まぁ、いいけど…』
「おりゃ!これで…どうだ!」
『…』
何度目かの敗北にタイキの表情が曇っていく。
「ん?どーした?大丈夫かぁタイキ」
ニヤニヤしながらルイが言う。
「んー?悔しいのかなぁ?」
タイキの頬っぺたを掴んでムニムニするルイ。
『もういっかい』
「んー?いいよー?」
頬を膨らませるタイキにニコニコのルイ。
大事な場面で
突然タイキがルイの脇をくすぐった。
「きゃはは」
突然のことにびっくりして ルイの手元が狂い、そのうちにタイキが勝利。
「え、ずるお前」
『イェーイ俺の勝ち〜!』
満足なタイキをかわいいと思いつつも、ルイの加虐心に火をつけてしまった。
「やったなおまえ」
ルイが逆にタイキの体をくすぐる。
しかしタイキはびくともしないのだった。
「タイキってさぁ、くすぐられんの本当平気だよね」
『うん』
つまんねぇなぁというように諦めかけたルイだったが、ふと悪戯を思いつきニヤリと笑った。
「じゃあこれはー?」
タイキを押し倒し、耳元に囁きかける。
「これは?感じる?」
『ちょっと…!なにしてんだよ…っ』
押し返そうとするタイキを全体重を使って押さえつけ、耳から首筋にかけてキスするルイ。
『んっ…やめろって…っ!』
「えー?タイキおいし〜からムリ」
そう言って今度は首筋を舐め上げた。
『何言って…っ!!おい!!おまえ、本気か?』
「ふふ」
焦るタイキに満足そうなルイ。ニコニコしながら舐めるのをやめない。
『はぁ…っね、ほんとたんま』
「んー?」
『おまえ、こういうこと誰にでもすんのやめろ』
「え?俺、タイキにしかしないよ?」
嘘つけ、という表情でルイを見るタイキ。
タイキに睨まれてようやく体を解放したルイ。
そんなルイの体を押し除けようと起き上がるタイキ。
『こういうのは好きなやつにしろよ』
「俺タイキのこと好きだよ?」
『…そうじゃなくて』
タイキの胸がズキリと痛む。
ルイを好きなタイキにとって、軽率なルイの行動はタイキの心を苦しめてしまうのだった。
『…もういい。俺、今日は帰る』
「え?ちょっと待ってよ。怒ったの?」
荷物を持とうとするタイキの腕を引っ張るルイ。
「俺本気だよ?タイキ以外にこんなことしない」
(…してんじゃねーかいつも)
「んー?まさか信じてない?」
ルイの手が、頬を膨らませるタイキの唇をそっと触る。
(…だからそういうとこだって)
「かわいいなぁ。どうしたら信じてくれるかなぁ?」
ルイの手が優しくタイキの顔を包み、2人の顔が近づいていく。
『?!』
ルイは優しくタイキにキスをした。
タイキはビクっと体を震わしたが、逃げることはしない。
「タイキ?俺、タイキのことこーゆー意味で好きなんだけど、タイキは?」
『え?』
「俺のことどー思ってる?」
先ほどまでのふざけた態度が変わり、不安そうなルイが、本気なのだと物語っている。
『…え、本気で?そりゃ、俺だって…』
泣き出しそうなタイキにルイは驚いて、タイキを抱きしめた。
「へへっ何?タイキも俺のこと好きなの?」
『あ、うん。まぁ…』
「えー嬉しいなぁ。じゃあもっとキスしていい?」
『う、うん?』
急な展開についていけないタイキだったが、すぐにルイにキスされて徐々に身を任せていった。
先ほどとは違い、優しいが唇を吸ったり舌を絡ませたり。
『はぁ…っ…ぁ…』
「はぁ」
息が苦しくなるが、キスはさらに激しさを増していく。
ルイの右手がタイキの左手を包み、左手で抱きしめたタイキの体をベッドに押し倒した。
『んっルイ…っ』
体を擦るように身を寄せ、2人の体はどんどん火照っていく。涙目になるタイキの頭をルイは撫で撫でする。
「ごめんね?いきなりこんな。俺タイキのこと大好きだから。わかった?」
『…うん。俺も、大好き』
キューン
ルイの胸が熱くなる。
「嬉しい!俺、ホントずっと好きだったの」
嬉しそうなルイにくすっと笑うタイキ。
タイキの手がルイの頭を撫でると、さらに嬉しそうにルイが顔を近づけたままタイキを抱きしめた。
「ね、今日泊まっていくでしょ?」
『ん?うーんいいよ』
「やった」
その後2人は何度もキスをし 、抱き合ったままベッドで眠った。
コメント
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るぃ狂さん、第1話「告白」読みました!最初はゲームで遊ぶ無邪気なやりとりかと思いきや、ルイの「これは?」から空気が一変してドキドキしました。タイキが「こういうのは好きなやつにしろよ」って言うところ、切なくてグッときた…。ルイが軽率に思えるタイキの心の痛みに共感しつつ、最後は本気なんだと伝わってきてほっとしました。2人の距離感がぎゅっと縮まる展開、すごく良かったです!続きが気になります。