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ゆき
66
しおん
14
第5話 愛ってやつ のあ視点2
💚「……」
私がお菓子を作る様子をじゃぱぱさんが見つめている。私は手際はよく、正確に『作業』を続ける。完璧に…
🩷「……」
💚「あ」
突然じゃぱぱさんが声をあげる
💛「どした」
💚「のあちゃん。」
🩷「はい?」
💚「のあちゃんは最初お母さんにお菓子を作ってたんだよね?」
🩷「はい。」
💚「でも、なんかさ…最近、お菓子作りが作業みたいになってない?」
🩷「……」
私はピタリと手を止める。作業…
💚「昔は、違ったんじゃないかな」
🩷「昔……」
私の脳内には昔の記憶が鮮明に映し出される。お母さんの喜んだ顔。友達が目を輝かせている様子。私がお菓子の作り方を研究している様子。
💚「お母さん喜んでくれるかな、とか。おいしくできるかな、とか。」
私は静かに考える。確かに…昔はそうだったかもしれない。完璧よりも食べる人の気持ちのことを考えてたかもしれない。
🩷「……」
私は部長になってから。失敗しないこと。完璧に作ること。そればかりを考えていたんだ。
💚「お菓子って、作り方も大事だけど」
じゃぱぱさんが優しく笑う。
💚「食べる人のことを考えて作る時間も大事なんじゃないかな…?言わゆる、『愛』ってやつ?」
その一言に私の胸が高鳴った。なんで私…ドキッとしたんだろう。
💚「だからさ!せっかくならみんなで作ろうよ!」
💛「賛成!!のあちゃん一緒に作ろうよ!」
🩷「…はい!!」
私はうれしくって少しだけ泣きそうになって返事をした。
その日。私たちはみんなでお菓子を作った。分量を間違えないように確認するたっつんさん。楽しそうに笑いながら作る私。そして応援してるじゃぱぱさん笑
💚「よーし!味見!」
🩷「じゃぱぱさん!まだ完成してませんよ」
💚「え、いいじゃん!」
🩷「ダメです笑」
💛「アホやなぁじゃぱぱは笑完成してから食べたほうが絶対おいしいって!笑」
💚「おいしくできるかなぁ」
🩷「舐めないでください、私家庭科部部長ですよ?笑」
とても楽しくて、嬉しくて思わず笑ってしまう。こんな時間、いつぶりだろう。みんなで完成したお菓子を食べる。
🩷「……」
私は目を丸くして驚く。だって一人で『作業』として作ったお菓子とは比べものにならないくらいおいしく感じたから。
🩷「おいしい!」
たっつんさんが笑った。
💛「よかったな」
私は嬉しくて笑う。
🩷「はい!」
💚「俺のあちゃんのお菓子めっちゃ好き!!今度また作ってよ!」
🩷「…へ!?」
私は好きという言葉に思わず赤面する。
💚「え?嫌だった?それなら別にいいんだけど」
🩷「いえ!!とってもうれしいです!!ぜひ。」
💛「あれ?顔赤くない?大丈夫?」
🩷「だ、大丈夫です!!」
💛「やっぱり無理してたんちゃうん」
🩷「そ、そうかもですね!!」
🩷「あ!あと…その……」
💚「ん?」
うぅ!変に緊張してきた。
🩷「私、試作品のお菓子たくさん作っていつも余ってしまっていたので、よかったら…」
💚「え!!いいの!?」
💛「やった〜!」
喜んでくれたよかった〜ほっとしたら笑えてきた
🩷「ふふふ」
今日はずっと嬉しくって、楽しくって、幸せだった。こんな幸せな時間がずっとずっと続けばいいのに。
ここまで読んでくださりありがとうございます!こちらは本編の第5話『愛』ってやつ、ののあ視点2です!じゃっぴが不意にそんなこと言ってくるもんだからのあちゃんびっくりしちゃいました!
🩷「あくまで!びっくりしただけですよ!!多分」
そんな声が聞こえてきました。
見る人によっては友情的な好意に見えたり、淡い恋心に見えたり、みたいな絶妙なラインを狙いました!笑
なんかもうのあちゃん視点で見るとのあちゃんが可愛くて可愛くて仕方ない笑番外編では本編にはなかったところが入ってたり、💚視点ではわからなかったことところが入ってたりで!本編ではストーリーがメインとなっておりますが、番外編では気持ちや関係性をメインに書いていきたいと思います!あと♡ありがとうございます!
コメント
1件
のあちゃん可愛すぎる〜!!😭💕 「作業」から「愛」に気づくシーン、じんわりきた… じゃぱぱさんの「食べる人のこと考えて作る時間も大事」って言葉、めっちゃ刺さったよ。 みんなでワイワイ作るお菓子が一番おいしいよね! 最後の「大好き」にドキッてなったのあちゃん、尊すぎて入院案件ですわ🏥💘 次も絶対読みます!!