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私は吉野まな。今、友達の高橋ゆうこの家に泊まりにきている。
「ゆうこ、ピザ届いたよ!食べよう!」
「分かった!今行く!」
部屋から出てきたゆうこは、体中に赤い何かがついていた。それに、嗅ぎ慣れない匂いがした。
(赤…?変な匂い…?ゆうこ、まさか…)
「あ、ちょっと着替えてくるね!」
「うん。」
(ゆうこ、何してたんだろ。絵ではないよね。この前絵は嫌いだって言ってたし。怪しい…。)
「う〜ん、どうしたものか…そうだ!」
(今のうちに、ゆうこの部屋に入ってみよう!そしたら何かわかるかも!)
「よいしょ…そぉ〜っと、そぉ〜っと…」
「まな!」
「ひっ…な、なに?」
「着替えてきたから食べよう!」
「う、うん…」
1時間後
「ふぅ〜食べた食べた!ご馳走様!」
「わ、私先に風呂入っていい?」
「いいよ!待ってるね!」
(ゆうこ…怖いよ…)
1時間後 寝室
(ゆうこ…あれは何?何をしてたの?)
ガチャ
「まな!起きてる?」
(寝たふり、寝たふり…)
「あ、もう寝たか。よぉし。やるぞ〜!」
(やるって何を!?)
(どうしても気になる…のぞいてみよう…。)
「ふんふふんふふ〜ん♪これ、まな喜ぶかな?あぁ、楽しっ!」
「何してんの…?」
「あ、まな!起こしちゃってごめんね!今、料理してたの!」
「…料理?」
「うん!まなが大好きな肉じゃが!」
「…あのさ、聞きたいことがあるんだけど。さっき、部屋で何してたの?」
「さっき?実はね…絵を描いてたの!」
「…え?」
「私、ついこの前まで絵が嫌いだったけど、最近ハマったんだよね!」
「あ…そゆこと…?」
なぁんだ。ゆうこ、絵を描いてただけか。びっくりした。
「…まぁ、私、ゆうこは本業殺し屋だけどね⭐︎」 END