窓から暖かい日が差し込む
朝、目を覚ますと
あ「ん~、、、ん?」
ソファで寝ていたはずのリヴァイの姿はなかった
あ「朝か…」
目を覚ませば自分の世界に帰れるかと思ったが
そんな甘くはなかった
重たい腰を上げベッドに座ると
ガチャッ
リヴァイ「起きたか」
トレーに紅茶が入ったコップ2つをもっている
リヴァイが入ってきた
あ「お、おはようございます」
リ「気に入るかわからんがこれでも飲め」
あ「あ、、、ありがとう」
私はカップを手に取り一口飲んでみた
あ「美味しい…」
リ「そうか」
アールグレイに近い香りの紅茶
とても美味しい…
リ「今日から訓練を始めてもらう」
すました顔でリヴァイがそう言ったことに
私はポカーンとしていた
リ「なんだ、その顔は」
あ「え、、、昨日の今日でもう訓練始めるの?」
リ「いつ巨人が来るか分からない」
リ「だから、早めに始めるとエルヴィンからだ」
あ(エルヴィンのやつ…)
あ「私そんなに体力ない…」
リ「俺が指導する」
そう、私は体育が苦手だった
100m走とかやったがタイムは遅い方
そんな私に巨人を倒せれるのか…
なにか思い出したリヴァイが口を開く
リ「そういえばお前外の世界から来たと言った が」
リ「壁の外なのか?」
あ「私は時空を超えて日本というとこから来まし た」
リ「聞いたことない場所だが時空…?」
あ「はい、私たちの世界ではこの世界のことが書 籍として知られてました」
リ「ほう…詳しく聞こう」
それから私はその本について話せれるところまで話、私がいた世界のことをリヴァイに話した
エレンやミカサのことは言わなかった
リ「そうか、巨人が居ない世界…」
あ「はい、ほんとはエルヴィン団長とハンジさ んのことは知ってました」
あ「もちろん、リヴァイ兵長のことも…」
リヴァイは驚いた顔でこちらを見てた
リ「お前は元の世界に帰りたいだろ」
あ「できれば…でも今は今の状況に立ち向かうだ けです!」
リ「そうか」
リヴァイはそう言うと私の目を見て続けた
リ「お前は俺が生かす」
リ「だから死ぬな」
それを聞いた私は目を見開いて少し赤面した
あ「ありがとうございます、私も強くなって
巨人と立ち向かえるように頑張ります!」
それを聞いたリヴァイは私の頭をポンッと
手を置いた
あ(…////な、なになに!!)
リ「よし、今日はお前の体力を見るとしよう」
リ「どのくらいあるか俺が見てやる」
あ「体力テストか…」
リヴァイが部屋から出ようとドアノブに
手をかけた時
リ「あと、人前にいる時は敬語だ」
リ「2人の時は使わなくてもいい」
あ「え、いいんですか?」
リ「敬語はいいって言ったが?」
あ「…あ笑」
リヴァイはふぅっとため息をし続けた
リ「お前今いくつだ」
あ「今18」
ほんとは23歳なのにこの世界に来たら5年も
前の姿になってたなんて言えない…
リ「俺より7コも下なのか」
あ「兵長は年上なのにやっぱり小さ…」
リ「あ”?」
あ「なんでもありません」
リヴァイが不思議そうに私がつけてたペンダントを見てから部屋を出た
私はそれに気づかないまま着替えた後
部屋を後にした
モ1「あいつか?」
モ2「間違いない」
モ2「あいつを殺るまでだ…」
この先まさか事件に巻き込まれるとはまだこの時は知る由もなかった
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「別の世界」ご覧頂きありがとうございます
少しですが兵長に打ち解けてきたみたい
次回作もお楽しみにではまた*˙︶˙*)ノ”
コメント
3件
好きです❕
初コメ失礼します。最高です!