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わーーほんとに💛❤さいこうです……🥲🥲 報われないお話だいすきなのでほんとにkuraraさんの書く作品が好みにぶっ刺さります😭😭😭 作品名が花言葉なの意味知った瞬間もっと好きになるのでもうほんとにだいすきです🫶🏻🫶🏻 イラストかっわいい…!!😭💘💘 涼ちゃんはいい意味で普通とは違うタイプで書きたくなっちゃうんですよね😌 素敵な作品ありがとうございました…!!たくさん読ませていただきます🖐🏻♡
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元貴の言葉にびっくりした。
寂しくて辛くて僕を利用してるのもわかってる。
でも、元貴を僕のものにするチャンスだとも思った僕も同じく罪は重い。
また泣きながら震える元貴を僕は優しく抱きしめた。
藤澤「元貴はそれでいいの?」
大森「……ダメだってわかってる……けど……」
藤澤「僕は……元貴が好きだから元貴が望むなら抱いてあげる。……元貴が本当に望むならね」
大森「りょう、ちゃん」
藤澤「今ね、チャンスだって思ったんだよ。元貴を抱けるって。若井から奪えるって。最低だよね」
大森「ちが、僕が頼んだからっ、」
藤澤「違わないよ。どんな形であれ元貴を抱ける事に喜んだんだから」
大森「りょうちゃ、ごめん……りょうちゃ…………答えてあげられなくて…………ごめん……ごめん……」
何度も謝る元貴
僕を強く抱きしめる元貴
僕も強く元貴抱きしめ返す
若井、お前が本当羨ましいよ
こんなにも強く思われている事が。
元貴、こんな僕でごめん
好きになってごめん
この日僕たちはこれ以上言葉が出なかった。
ただ自然とベッドに足を運び、互いの傷を舐め合うように一夜を共にした。
「好きだよ」「愛してる」
と心で唱えながら僕は
元貴にバレない様に涙をながした。
end
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wisteria ウィステリア
和名 藤の花
花言葉「優しさ」「歓迎」「決して離れない」
【あとがきという名の補足話】
どうもkuraraです。
初の藤澤×大森でした。
今「ブラックバカラ」を書いてますが、書けば書くほどダークすぎてちょっと鬱々するので、気分転換に明るくて切ないのを書きたくなり寄り道した結果の作品です。
結果、全然明るくなかったですね。笑
執筆秘話って言うと大袈裟なのですが、今回最初に思いついたのが、 大森くんのセリフの
「りょうちゃ、ごめん……答えてあげられなくて…………ごめん」
を言わせたくてプロット書き出しました。
「答えてあげられない」
この言葉の解釈は人それぞれあるかと思いますが、私は作中の「涼ちゃんに好きだと言われた告白の答え」と「その涼ちゃんの気持ちに対しての答え」に「答えてあげられない」と言う形で書きました。
YES・NOどちらも答えない=否定に繋がるのですが、涼ちゃんへの罪悪感や、自分自身若井に否定され続けた事で自分は涼ちゃんを否定したくない気持ち、などのことからの「答えてあげられない」。
ある意味、ずるい答え方ですよね。笑
後、冒頭すぐの涼ちゃんが元貴を『持ち上げる』シーンなんですが
妄想→文字起こし→イラスト描いてみる
イラスト(下手ですみません)↓
これで『おぉ!いけるやん!不可能じゃない!』となって『持ち上げる 』になりました。笑
正直、抱っこで良くね?となりますね。笑
まあ、そうならないのが私の思い描く涼ちゃんです!!
と、まあ、そんな感じです。
これ以上秘話を話すと本編以上に長くなりそなのでやめます。笑
ここまで読んでいただきありがとうございました。沢山の♡はモチベーションが上がり励みになってます。万が一にも感想があればコメントしていただけると幸いです。
2025.4. kurara