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テソン
「 あの 弟 を 返して ください 。 」
ジヨン
「 や ー だね 。 」
テソン
「 は ?? 」
ジヨン
「 俺 此奴 気に入っちゃっ た
たっぴょん も でしょ ?? 」
タプ
「 うん 。
俺 達 に ついて これる よね ?? 」
ジヨン
「 ついて こない と 痛い目 見ちゃうよ 」
テソン
「 … 、」
僕 と スンリ は 顔 を 見合わせ 頷き ながら 2人 に 従う 。
スンリ は 黒髪 の 男 に 手 を 引かれながら 歩いている 為 逃げる こと は 不可能 だろう
勿論 、 僕 だけ 逃げる という こと は しない
ピンク 髪 の 男 は ちらちら と 僕 を 見て 目 が 合えば 首 が 引っこ抜ける じゃない か という くらい に ぐわん ッッ と 顔 を 背ける
なんなんだ と 思い ながら 先程 の 言葉 を 思い出す 。 「 俺 此奴 気に入っちゃった 」という こと は 黒髪 の 男 は スンリ が 気に入っている という こと が わかった 。
「 たっぴょん も でしょ ?? 」という 言葉 が 引っかかる 。 たっぴょん という のは ピンク髪 の 男 の こと だろう 。 だが 黒髪 の 男 は 俺 の 顔 を にやにや と 見ながら ピンク 髪 の 男 に 話しかけていた ので 先程 の 態度 から して 僕 の こと 好きなんじゃない か と 考えている 自分 が 嫌 に なる 。
そんな 訳 ないだろ と 自分 に 言い聞かせ 路地裏 へと 消えていく ので あった 。
ここ は 倉庫 だろうか 。
何故 か 生臭い という か 鉄 の 匂い で あまり いい香り では なかった 。
それは スンリ も 感じていた こと で 眉間 に しわ を 寄せながら なに か を 考えている 様子 だった 。
おわり
ばいばい 👋🏻
コメント
2件
いつ見ても神作品。
フォローさせていただきました