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あぁぁぁ...めちゃくちゃ可愛いです...好きです...見ながら悶えてました...ありがとうございます神です
くそかわ...好きだ..
愛しい俺の姫
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「ねーぇ、ちゅうやぁ、ひまだよぅ」
またか、とその声を聞き溜息を付く俺、嗚呼、俺、というのは中原中也だ。
此奴…太宰治とは元相棒で今は恋人同士。今日は此奴からの我儘が一段と多い、
『俺に言われてもな、何かする事探せばいいだろ』
「だーかーらー何もすることがなーい!!!!」
此奴、自分で探すことまで諦めてるな、、、
俺は無意識に机を人差し指で一定のリズムを刻み、手元の書類は軽く指で握ったのか少しシワが付きパソコンの一瞬映る自分の顔は眉間を寄せていた。
「ねーぇ、中也ー!」
太宰はと言うとそんな俺にお構い無しにと乗りかかり、最終的には肩を揺らし始める始末だ、
『仕事中だ、』
「そんなの見てわかるよ、」
なら邪魔するな、と心で思ったが、、こんな構ってちゃんな太宰の事だ。ここは”無視”が効果的だろうかと無視をしてみることにした、
「中也~?」
何時もは何かしら返す俺が急に黙り込んだのが珍しかったのかもう一度俺の名を呼ぶ太宰。
勿論無視だ、
「ね、ちゅーや、…聞いてる?、」
お、効いてるな、…と太宰の様子を横目で見ながらまた無視を決め込む、
「ちゅ、や…?、ね、ねぇ、…ちゅぅや、…」
おい。待て何だその声。急に乙女みたいな声を出すな。振り向きたくなっちまうだろ、
あ〜”””…今すぐ抱きしめてやりてぇ、…だがしかし、、ここで許してしまえば此奴の構ってちゃんは直らねぇ、”…
グッ、と抱き締めたい気持ちを堪え、また無視を決め込んでは仕事を再開。そして書類を見乍また太宰の野郎が何か言うのだろうかと心待ちにしていた、
_ちゅ、_
突然可愛らしい小さなリップ音が俺の脳内に響き渡る。
『は?、』
つい口に出てしまった、振り向いた先には顔を赤くして俺に何かを訴えたい表情をしている太宰。
『ま、まさか手前がき_』
「ゃ、ち、が…ぅ…」
此奴だな、
そう確信した時には俺の身体はもう動いていて、目の前の恋人の唇を奪っていた
「ん、んっ…むっ!?…」
後頭部を手で固定しては舌を侵入させ角度を変える。一時絡み合った後、そっと離れれば、、、
涙目になり、蕩けた恋人の完成だ。
俺はこの時の此奴が愛おしくて愛おしくて仕方がない、
『如何だ?、』
頬を撫で乍愛おしい恋人に尋ねる
「ッ、、…も、っと…」
声は小さかったが俺には十分聞こえる、、、
嗚呼、…
愛おしくて愛おしくて堪らない、俺の我儘姫_
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈𝐹𝑖𝑛.