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東京編
✂︎——————キリトリ線—————–✂︎
大正時代
埼玉県にて、名門一家として一時期有名だった
彩日家
その中での2番目は周りの家から人気者だった
「お姉ちゃん♡」
「なぁに?」
「〇〇くんが来てるって!」
「一緒に行こっか」
「うん!」
友達と仲の良い可愛らしい子
ある日医者にかかった時、性転換をした方が身のためだと言われた
言われた通り性転換をしたが、しなくても大丈夫だったと別の医者に言われた
ヤブ医者だったのだ
自分のせいで姉に迷惑がかかったのだ
「______」
「______!」
母の怒鳴り声と姉の反論の声が聞こえる
自分のせいで
大好きな姉に迷惑がかかる
姉に嫌われた?お母さんにも失望された
私に希望はあるの?
姉が好きなのに
姉が私を嫌う?
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ
好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好
姉さん
私は都道府県に選ばれた
「あれ?君どっかで…」
「はい?」
「やっぱり!多分…」
「あぁ今は東京だよね!」
「神奈川さん!」
「お久しぶりです」
「ん?お姉ちゃん…」
「分かりません…今どこにいるのか…」
「そうなんだ…」
✂︎——————キリトリ線—————–✂︎
「東京さん!」
「東京さん」
「東京さん!」
「東京!」
「…東京」
「東京!」
「朱里」
「朱里ちゃん!」