第2話 少女は語る
僕は「全部秘密ですかw」少女は答える「秘密は嫌いかい?、私はすごく好きなんだが、さぁ立ってたって、いくよ」僕は「あぁ.はい、秘密は嫌いじゃないです」少女が言う「じゃあ、いいじゃん」その公園から、僕達は歩いて、街を徘徊した。ほんと、どこに行くんだろう不安だが少しワクワクしてきた。自分の中でこういう出会いを待ってた自分がどこかにいたのだろうか。少女が聞く「君はなぜ、深夜徘徊なんてものを始めたんだ?」僕は話す「中学2年生の最初の時に……..」少女は言う「そんなことがあったんだね、人間関係とか、勉強とか社会に疲れたんだ。」僕は言う「まぁ、そんな感じです。お姉さんは理解出来ますか?僕の気持ち」少女は言う「まぁ、理解できるよ。誰にでもそんな時はある、辺に焦って、自分を壊すよりよっぽどマシなんじゃないかな」僕は「ありがとうございます。」と言ってしまった。そんな、話をしながら徘徊していた。ここはどこなのだろう、僕も全然知らないスマホのマップを見なくちゃ検討もつかない、そんな場所に僕達は居た。すると少女は「少年、夜が好きだと言ったな、これから黒い夜を見せよう」僕は「黒い夜ですか?」と質問する。少女は答える「そうだよ。黒い夜だ。」夜なのに黒いどういうことだ、夜は元々黒いじゃないか。少女は言う「私の言ってることの意味がわかるか?多分君は混乱してるはずだ」僕は答える「はい。混乱しています。夜は全部暗いし黒いです。明るい夜色のある夜なんてあるんですか?」少女は言う「あるんだよ。君はただ人や建物を見ていただけなのか?」僕は答える「そうです。。なんかすいません」少女は言う「もったいないなぁーただ出させ不登校なのに社会を学ばないでどうするw」僕は図星すぎて苦笑いしか出来なかった。少女は言う「まぁ、君が不登校になったのは、その社会のせいなんだろうな。」僕は何も言えなかった。毎朝あった罪悪感が夜に来た。罪悪感で怠惰で何も出来ないちっぽけな自分が大嫌いで仕方ないんだ。少女は言う「まぁ少年そう気を落とすな、まだ未来はあるぞ。」僕は「が、頑張りますw」と苦笑いで答えた。すると少女は「じゃあ、黒い夜を教えてあげよう。」と言った。僕は「よろしゅうお願いします」と答えた。少女は「さぁ行くよ。そろそろ黒い夜が出てくる時だ。」と言った。僕はちょっと強く1歩踏み出した。しばらく少女の後を歩いていると、風俗やホストが建ち並ぶところに来た。めっちゃドキドキする、女性経験なんて死ぬほどない僕にとっては、ハードすぎる場所だ。でも少女は慣れてるかのように歩く。ますます不思議だ。少女はいきなり「さぁ着いたよ。黒い夜だ」と言い紫とピンクのネオンが入り交じった風俗店にゆびを指した。僕はため息が出た、男になるぞ。
第3話 黒い夜
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