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龍羽
夜の海。
波の音だけが響き、その音を背に 羽京は手すりに身を預け、月を見上げている。
コツコツと、背後から近づく足音がした。
💙「……こんな時間に、何をしているのだ? 貴様は。」
💛「龍水!、君こそ。寝なくていいの?」
💙「はっはー!貴様の見ている景色を俺も見たいだけだ!」
💛「……ロマンチストだね、相変わらず。」
羽京はふっと笑った。
その表情が月明かりに照らされ、龍水が思わず 羽京の顎にそっと手を添えて、持ち上げる。
💙「その顔、欲しくなる。」
💛「……また、そうやってすぐ…」
頬を赤く染める羽京を、龍水は強引に引き寄せ、唇を奪った。
驚いた羽京が抵抗しようとするが、腕は逃がさない。
舌を絡め、熱を伝え合う口づけ。呼吸が乱れ、羽京の細い肩が震える。
💛「ん、ん……っ、龍水……」
💙「……俺は本気だ。今すぐに欲しいのだ。」
💛「ま、待って……っ。こんな場所じゃ…誰か、来るかも。」
💙「仮に来たとしても誰にも邪魔はさせん。」
そあいうことじゃないんだけどな、とツッコミたくなる気持ちを抑え対応する。
その隙をついて、龍水は羽京の服を丁寧にぬか脱がし、白い肌を露わにした。
💛「や、っ……ちょ、なに考えてるの、ほんとに……!」
💙「手荒な真似はしない、俺に身を委ねてくれないか、羽京。」
💛「や、だ……っ、僕、なんで……っ!」
月明かりの下、白く細い体が龍水の手に委ねられていく。
何度も抱かれ、羽京の心は龍水の強引さに理性を奪われていく。
💛「龍水っ、ちょ、あっ…//」
💙「はっはー!羽京。お前が俺のモノだと、今夜、証明してやるぞ!」
そして、海の上、熱い夜は、誰にも邪魔されることなく続いていった__
終わり!!!!!!!💙💛