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涙はもう、止まっていた。
「そうだね。そろそろ戻ろっか、、」
愛華はなにか決心したように前を向き歩き始める。
「龍くん、もう勝手なことしちゃダメだからね、?」
静かに頷く龍の後ろ姿には寂しそうな面影があった。
「愛華、、每日来てな?一人じゃ、、暇だから、、」
「わかってるよ、、行くから安心して」
「うん、」
「なんか、龍くんちっちゃい子どもみたい。」
「え、?」
「どっちが歳上なんだっけー?」
「俺だけど、、?」
「だよね?じゃぁ、もうちょっと、しっかりしてよっ!」
「はい、、ごめんなさい、」
「謝んないでっ、、ごめん、、言い過ぎたよね、、、」
「大丈夫。叱ってくれてありがとう、」
二人は、何故か、だまりこんだ。